『モンスターハンターライズ:サンブレイク』6月30日発売決定。追加モンスター「ガランゴルム」や「ライゼクス」など新情報も公開


カプコンは3月15日、同日配信番組にて『モンスターハンターライズ:サンブレイク』を6月30日に全世界同日発売すると発表した。価格はダウンロード通常版が税込4990円。発表にあわせて、本作の新たなストーリーやフィールド、登場モンスターやキャラクターなどが明らかになっている。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、ハンティングアクションシリーズ最新作である本編『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツだ。新拠点での物語をはじめ、モンスターやアクション、新たなクエストランクとなる「マスターランク」が登場するなど、本編をさらに楽しめる数多くの要素が追加される。

本作は、カムラの里から遠く離れた王国の使者「フィオレーネ」との出会いから幕を開ける。フィオレーネは、王国の地で起きたモンスターの異変を調査するため、ハンターに協力を求める。新たに登場するフィールドは「城塞高地」。森林エリアや氷雪エリアなど、さまざまな表情をもつ。かつて繁栄した文明は見る影もなく、現在はモンスターたちの牙城と化しているという。操竜大技で与えるダメージを増加させる「変幻翔蟲・紅」など、今まで見ることのなかった環境生物も姿を見せるようだ。


本作の新拠点となるのは、遠い異国の観測拠点「エルガド」。古龍「メル・ゼナ」を含むモンスターの異変を調査するため、王国領内の砦跡に築かれている。交易をおこなう港町としての側面をもち、モンスターの調査をおこなうための施設はもちろん、ハンターの狩猟生活に必要な施設が揃っている。カムラの里で行きつけの茶屋も出張しており、繁忙しているようだ。エルガドでは王国騎士であるフィオレーネのほか、王国騎士を束ねる提督「ガレアス」や竜人族の研究員「バハリ」、新人受付嬢「チッチェ」など、個性豊かな新キャラクターたちが新天地での狩猟をサポートしてくれるようだ。


新たに披露されたモンスターは「ガランゴルム」。重厚かつ強靭な身体を持つ剛纏獣である。巨大な身体を使ってハンターを阻み、ひとたび怒らせると右腕に溶岩、左腕に苔を纏わせ、火と水の両属性をもって暴れまわるという。また新たに「ビジュテンゴ亜種」も登場。腹部の袋に可燃性の松ぼっくりを蓄える緋天狗獣である。さらには、過去シリーズに登場していた「ライゼクス」が復活。膨大な電撃を操る姿から電竜と呼ばれる大型の飛竜種だ。


本作のハンターアクションには、全14武器種に新たな鉄蟲糸技が追加される。またダッシュや空中落下といったアクションでも壁走りが可能になるなど、マップ移動もさらに快適になるようだ。なお本作では、発売以降の無料タイトルアップデートも計画中とのこと。今後発表される追加モンスターやアクション要素などにも注目しておこう。

モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに6月30日発売予定だ。本作のプレイに必要となる本編『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switch/Steamにて発売中である。なおゲーム本編をセットにしたパッケージ/ダウンロード版「モンスターハンターライズ + サンブレイク セット」も発売予定だ。詳しくは公式サイトを確認してほしい。