東洋バトロワ『NARAKA: BLADEPOINT』新シーズン「凌霄」到来。新武者「顧清寒」と幻境モードが実装

NetEase Gamesは『NARAKA: BLADEPOINT』にて、3月12日から始まる新シーズン「凌霄」にて、新しい武者の「顧清寒」および、新モードとなる「幻境モード」を実装すると発表した。

24 Entertainmentが開発しNetEase Gamesがサービスをおこなっている対戦アクションゲーム『NARAKA: BLADEPOINT』。同作は3月12日から始まる新シーズン「凌霄」にて、新しい武者の「顧清寒」および、新モードとなる「幻境モード」を実装する。昨年8月にリリースされてから3か月で全世界累計販売本数が600万本を突破した本作。戦いに新たな風を吹き込む新要素について紹介していく。
 

 
新武者となる顧清寒は氷の使い手だ。氷を身にまとうことによって一定時間、あらゆる物理攻撃に対抗できる「氷心訣」「氷心訣・瞬」という武技を発動することができる。さらに奥義となる「氷寒飛影」「氷寒飛影・雪嵐」を使用することで、防御寄りのスキルである「氷心訣」が「飛影剣」へと変化する。変化したスキルは攻撃的な性能となり、前方に突進しながら攻撃した相手を凍結させ、攻撃を当てるたびに自身の攻撃力を上昇させる効果をもつ。氷結は2秒間その場に足止めできる強力な状態異常で、使いこなすことで戦闘を有利に運んでいくキャラクターといえる。補足として剛体または武技・奥義による攻撃中の敵は、凍結状態にできない点は使用する上で覚えておきたいポイントだろう。
 

 
また、顧清寒の声を担当しているのは『NieR:Automata』の2Bといったキャラクターも演じている声優の石川由依さんだ。潔癖かつ完璧主義者で、かつて無極帝国の姫君だった過去をもつ顧清寒をどのように演じるのか。そして争いを好まない彼女が、いかにしてこの戦いへ馳せ参じることになるのか。過去に因縁がある紅夜をはじめとする既存キャラクターとの掛け合いにも注目したい。
 

 
新モードとなる幻境モードは、プレイヤーが3つの陣営にわかれる陣営対抗戦だ。まずプレイヤーは「藤鬼」「白藤鬼」「武者」という3つの陣営にランダムに振り分けられる。しかし藤鬼と白藤鬼は同じ陣営の仲間で、実際に戦うのは武者陣営と藤鬼・白藤鬼の連合軍ということになる。武者陣営は、制限時間内に火種を集めて、3つの霊火を灯すと勝利。一方、藤鬼・白藤鬼の連合軍は武者陣営のプレイヤーを全員倒すか、霊火が灯されるのを最後まで阻止することができれば勝利となる。

新モード最大の特徴として、白藤鬼陣営のプレイヤーの特別な役割について解説しておきたい。彼らは正体を隠して武者陣営に偽装することができる。さらに武者と藤鬼はそれぞれの陣営に所属するプレイヤー同士で会話できるのだが、白藤鬼はどちらの会話も聞くことができる仕様となっているのだ。もちろん白藤鬼のプレイヤーは他陣営に対して同時に声を届けることも可能で、いわゆる人狼に相当する陣営といえる。

武者陣営は仲間の中にいる裏切り者の存在を探りながら、藤鬼・白藤鬼の連合軍による嘘の情報に惑わされずに戦うことが求められる。しかし白藤鬼が紛れ込んでいる状況を逆手にとり、逆に嘘の情報を流して連合軍を混乱させるといったこともできるだろう。幻境モードは従来の爽快なアクションプレイだけでなく、各陣営による頭脳戦や心理戦といった駆け引きも楽しめるモードとなっている。
 

 
また、新シーズンにあわせて新たな宝箱も登場する。狐の尻尾をモチーフとした太刀スキン「霊狐の幻刃」といったコンテンツが入手可能だ。新要素に触れながらコンテンツを入手できる機会を逃さないようにしたい。最新情報については公式Twitterからチェックしてほしい。

『NARAKA: BLADEPOINT』はPC(Steam/Epic Gamesストア)にて配信中だ。

蒼唯レン(VTuber)
蒼唯レン(VTuber)

自分のことをジーニアスだと思い込んでいる物書き系個人VTuber。FF14とドルフロをこよなく愛する特撮オタク。

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