カプコンは3月10日、『エグゾプライマル』を発表した。対応プラットフォームは PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam で、2023年発売予定。
舞台は西暦2040年。突如出現する恐竜の群れによって、 街や人々が襲撃される事象、 すなわち「恐竜災害」が世界各地で発生し、 人類は危機に瀕していた。だが、 アイビウス社が開発した新世代AI「リヴァイアサン」により、 恐竜災害が起きる場所を特定する「恐竜予報」が可能となる。さらに、 恐竜に対抗するため、 最新鋭パワードスーツ「エグゾスーツ」の開発が進められていた。エグゾスーツを身に纏い、 恐竜を駆逐するのが、人類の希望である「エグゾファイター」だ。プレイヤーはアイビウス社のファイター適正試験を受け、 「エグゾファイター」として、 人々を恐竜災害から守る戦いに身を投じることになる。
本作のメインモード「ディノサバイバル」は、 オンラインで5人のプレイヤーが1つのチームとなり、 チーム同士で競い合う5人vs5人の対戦型PvEとなっている。 プレイヤーはロールという役割に特化したエグゾスーツでチームに参加し、 大量の恐竜が迫り来る状況の中、 チームの仲間と協力しながら、 相手チームと対戦することとなる。 新世代AI「リヴァイアサン」から提示される多種多様なミッションを達成し、 勝利を目指すのだ。
本作にはさまざまなスーツが登場し、それぞれにロールという役割がある。 スーツのロールは大きくわけると3種類で、豊富な攻撃手段で敵を殲滅するアサルト、敵の攻撃を引きつけチームを護るタンク、味方の回復や敵の弱体化で戦闘しやすい状況を作り出すサポートが存在する。エグゾスーツはいつでも変更可能。 若干の隙はあるが、戦闘中でもスーツチェンジが可能なので、チーム編成や戦闘の状況に応じて、エグゾスーツを使い分ける攻略が楽しめるという。
敵としては、ティラノサウルス、ラプトル、プテラノドンといった恐竜が、ボルテックスと呼ばれる次元の裂け目から続々と出現。一度に何百もの恐竜が出現する絶望的な状況を、エグゾスーツのロールアクションを駆使した仲間との協力プレイで打ち勝つのだ。
また、本作のメインモードとなる「ディノサバイバル」では、 恐竜災害が発生する地域で新世代AI「リヴァイアサン」が提示する多種多様なミッションに挑み、 相手チームよりも早く達成できれば勝利となる。提示されるミッションは、 プレイヤーの腕前や状況によって変化するので、 プレイする度に違った体験ができるそうだ。また、 リヴァイアサンは次にやるべきことをボイスでサポートしたり、 目的地へのルートを表示したりと、 プレイヤーのナビゲートもしてくれるとのこと。
本作のプロデューサーは、『モンスターハンター:ワールド』『モンスターハンターワールド:アイスボーン』(Steam版)などを手がけた清川一郎氏。ディレクターとしては、『モンスターハンターダブルクロス』『モンスターハンターワールド:アイスボーン』メインプランナーを務めた平岡拓朗氏が担当する。
『エグゾプライマル』は PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam 向けに2023年発売予定だ。
【UPDATE 2022/3/10 8:42】
プレスリリースの発表にあわせて内容を加筆。