FFアクションRPG『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』では“再構築された過去作ステージ”を踏破する。ガガゼト山やサンレス水郷など


『ファイナルファンタジー』シリーズ外伝最新作では、過去作のステージがさまざまにアレンジされ登場するようだ。その様子がTwitterにて公開されている。 

スクウェア・エニックスは3月18日、アクションRPG『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』(以下、FFオリジン)を発売する。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Epic Gamesストア)。本作では、闇に支配されるコーネリアを舞台に、主人公ジャックがさまざまなダンジョンに挑む。プレイヤーはアクションを使いこなし、敵を粉砕。より強力な武器を集めつつ、セットしたジョブの切り替えや、敵にとどめをさす「ソウルバースト」などを駆使しながら、強力なボスに挑むのだ。本作の開発はコーエーテクモゲームスのTeam NINJAが手がける。 
 

 
『FFオリジン』は、ダークファンタジーの世界を舞台としており、カオスなる存在の討伐を目指す物語が描かれる。そのなかでは初代『ファイナルファンタジー』の登場人物と重なるガーランドやセーラ姫といったキャラクターなどもフィーチャーされている。しかし『FFオリジン』では、初代『ファイナルファンタジー』以外にもさまざまな過去作を出典としたオマージュが繰り広げられているようだ。代表的なものとしては、歴代作品のステージを再構築したさまざまなロケーションが挙げられる。 

たとえば『ファイナルファンタジー II』からは、パラメキア城をモチーフとした「西の城」が登場。本作の重要人物、ダークエルフの王アストスの居城とされている。また『ファイナルファンタジー III』からは、ラストダンジョンのクリスタルタワーを模した「水晶の蜃気楼」が登場する。ここでは、魔法に反応する仕掛けを使わなければ最上階への道は開かないそうだ。 
 

 

 
また『ファイナルファンタジー IV』からは、バブイルの塔をモデルにした「浮遊城」が登場。原作同様に機械仕掛けで入り組んでおり、電気を帯びた障壁や砲台が稼動。ボスと目される風のカオス「ティアマット」も最奥に出現するそうだ。さらに『ファイナルファンタジー IX』からは魔の森を下敷きとした「魔の樹海」が存在。ここでは、「とてもくさい息」を吐き出すモルボルも追加されているようだ。 
 

https://twitter.com/SOPFFO/status/1500395766161965057

 

 
くわえて、『ファイナルファンタジー X』からはガガゼト山を模した「白き霊峰」が登場。ロンゾ族に道を塞がれることはないものの、吹雪や雪崩などが発生する危険な場所となっている。洞窟内には祈り子のような彫刻までも模造されているそうだ。そして『ファイナルファンタジー XIII』からは、サンレス水郷をモデルとした「光歪の水郷」が登場。原作と同じく晴天と雨天を操る不思議な装置があり、天候によって進める場所が変化するそうだ。いずれのステージも何者かが再構築したと紹介されており、過去作のステージが装い新たに現れることにも、理由があるのかもしれない。
  

 

 
なお各ステージでは、原作をイメージしたBGMアレンジも採用されているようだ。サウンドスタッフとしては、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』などに携わった岩崎英則氏や、『ファイナルファンタジーXI』『ファイナルファンタジーXIII-2』などを手がけた水田直志氏などが参加。本作サウンドトラックの魅力をTwitterにてアピールしている。 
 

 

 
ちなみに『FFオリジン』についてはすでに、PC版の要求/推奨スペックも発表されている。公開されている情報は下記の通り。 
 

 
必要最低条件: 
OS 
Windows 10(64ビット) 

プロセッサ 
AMD Ryzen 5 1400 / Intel Core i7-6700 

メモリ 
8GB RAM 

ストレージ 
80GB 

グラフィック 
AMD Radeon RX 470 / NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB 

※フレームレートは30fps、解像度は1280×720に対応 
 

 

 
推奨環境条件: 
OS 
Windows 10(64ビット) 

プロセッサ 
AMD Ryzen 5 1600 / Intel Core i7-8700 

メモリ 
16GB RAM 

ストレージ 
80GB 

グラフィック 
AMD Radeon RX 5700 XT / NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER 

※フレームレートは60fps、解像度は1920×1080に対応 
 

 
『FFオリジン』は3月18日、PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Epic Gamesストア)向けに発売予定だ。価格はスタンダードエディションのパッケージ版/ダウンロード版が税込8800円。デジタルデラックスエディションが税込1万2650円。コレクターズエディションパッケージ版が税込1万9800円となっている。ほか、デジタルデラックスアップグレードが税込3850円、ミッションを追加するシーズンパスが税込3300円で利用可能である。





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