『Grand Theft Auto V』次世代機版の価格が公開。発売後3か月は最低50%オフのセールを実施
Rockstar Gamesは3月8日、『Grand Theft Auto V』(以下、GTAV)および『GTA Online』次世代機版の価格を公開した。プラットフォームごとの違いやセールの実施などにより、価格体系がやや複雑となっているようだ。またPlaystationプラットフォーム、Xboxプラットフォーム双方において、現行機版からのアップグレードプランは用意されない模様。
PlayStation 5版における『GTAV』は、ローンチから3か月以内は75%オフのセールを実施し、9.99ドル(約1100円)にて入手が可能。3か月後以降は、ゲームは39.99ドル(約4400円)での提供となる。一方、スタンドアローン版の『GTA Online』は、ローンチから3か月以内は無料で入手が可能。3か月後以降は19.99ドル(約2200円)で販売される。
一方、Xbox Series X|S版の『GTAV』については、発売から3か月間は50%オフのセールを実施。価格は19.99ドル(約2200円)にて販売される。3か月後以降は、39.99ドル(約4400円)にて販売予定だ。またスタンドアローン版の『GTA Online』については、発売から3か月間は9.99ドル(約1100円)で購入が可能。3か月後以降は19.99ドル(約2200円)での販売となる。
次世代機版の『GTAV』および『GTA Online』には、さまざまな要素が追加されている。『GTAV』には、3種類のグラフィックモードを搭載。「Fidelity Mode」は画質優先のモードで、PS5とXbox Series Xでは4K画質にレイトレーシングが適用。Xbox Series Sでは4Kに対応する。フレームレートは30fps。「Performance Mode」ではパフォーマンスが優先され、フレームレートは60fpsに。PS5/Xbox Series Xでは4K画質に対応し、Xbox Series Sでの解像度は1080pとなる。さらにPS5/Xbox Series Xのみ選択可能な「Performance RT mode」も搭載。こちらでは4K画質を保ったままレイトレーシングを適用し、さらにフレームレートが60fpsを維持する。
このほか、ロード時間が短縮。街の人口や交通のバラエティが増加し、植生の密度も増している。ライティングのクオリティが向上したほか、水面の反射などの描写も改善されているそうだ。さらに、アンチエイリアスやモーションブラーのほか、爆発や炎の描写などもクオリティアップが図られている。またPS5版においては、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックに対応。天候のエフェクトやダメージ、路上の質感、爆発などの感触を味わえる。またPS5版ではTempest 3Dオーディオ、Xbox Series X|SではSpatial Soundに対応し、サウンドを盛り上げる。
『GTA Online』においては、新たな乗り物が追加されるほか、ロスサントスのカーミーティングとしてHao’s Special Worksが開催される。Hao’s Special Worksでは車のアップグレードや、特別に調整された車に乗っての新たなクラスのレース、そして週替わりのタイムトライアルなどを楽しめる。さらにプレミアムテストライドで、新たに調整された車を無料で試すことも可能だ。このほかチュートリアルの変更やメインメニューの改善など、QoL面での改善も多数図られている。
なおPlayStation 4/Xbox One版のプレイヤーは、『GTAV』ストーリーモードの進行度や、現在の『GTA Online』でのキャラクターをPlayStation 5/Xbox Series X|S版に引き継ぐことが可能だ。『GTAV』ではすでに、セーブデータをRockstar Games Social Clubにアップロードすることが可能。『GTAV」の現在のアカウントからポーズメニューのゲームタブを開いてアップロードが可能である。プラットフォームごとにアップできるセーブデータは1件のみで、データの保存期間は90日間であることに注意しよう。『GTA Online』では3月15日からデータ引き継ぎが可能となる。
『Grand Theft Auto V』『GTA Online』次世代機版は3月15日発売予定だ。