携帯型PCゲーム機Steam Deckは、「年内」に日本で販売予定。Valveが告知

 

Valveは携帯型ゲーミングデバイス「Steam Deck」について、年内には日本で購入できるようにする方針であることを発表した。最新のアナウンスで明かしている。 

Steam Deckは、Valveが開発する携帯型ゲーミングデバイスだ。7インチディスプレイを中央に挟み、左右にスティック、ボタン、トラックパッドなどが配されている。Valveが独自開発したLinuxベースのOS「SteamOS」を標準搭載しており、同社が運営するSteamで配信中の多数PC向けゲームを楽しめるのが魅力だ。 
 

https://www.youtube.com/watch?v=AvokyBOYe8Y

 
Steam Deckについては、すでに先行して予約を受け付けていたアメリカ、カナダ、EU、イギリスにて、2月26日より出荷がおこなわれている。一方、その他の地域での販売については、順次公式サイトにて発表するとしていた。ValveはSteamworksのSteam Deckセクションにおいて、「日本とオーストラリアでSteam Deckを販売できるように、特に力を入れて取り組んでいます」と記載。日本では特許情報プラットフォームJ-PlatPatにて、審査待ちであることが確認されていた。 

Valveは年内には日本を含め、さらに多くの国でSteam Deckを購入できるようにすることを検討していると明言。日本国内でのSteam Deck販売が2022年中に始まる可能性が高まった。販売スケジュールをアナウンスするにあたり、英語テキストでも日本語テキストでも改めて日本について言及しており、Valveが日本向けの販売に力を入れている方針は変わっていないようだ。 
 

 

 
Steam Deckは、現在先行販売地域に向けて出荷中。日本に向けては2022年内に販売予定とされている。