猫カフェシム『Cat Cafe Manager』4月14日発売へ、日本語対応。野良猫を保護し、猫カフェを経営

パブリッシャーのFreedom Gamesは3月2日、『Cat Cafe Manager』を4月14日に発売すると発表した。『Cat Cafe Manager』は、猫カフェを経営するシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのFreedom Gamesは3月2日、猫カフェ経営シム『Cat Cafe Manager』を4月14日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam / Epic Gamesストア) / Nintendo Switch。Steamストアでは、日本語字幕とUIへ対応と表記されている。
 

 
『Cat Cafe Manager』は、猫カフェを経営するシミュレーションゲームだ。舞台となるのは、閑散とした村のCaterwaul Way 。村には祖母が開業したカフェが位置しており、既に廃墟と化していた。プレイヤーは、カフェと村の再興に尽力することとなる。本作の大きな特徴は猫の存在だ。カフェ周辺には多くの野良猫が生息。カフェ経営と並行しながら、猫を保護する里親としても活動していくのだ。猫たちに餌を与え愛情を注ぐことで、信頼関係が構築され、将来的には家族の一員としてカフェに招き入れることができる。

カフェを再開するには、まずは荒れた内装を整えなければならない。店内を好みに改装し、テーブルや調理台など必要最低限の設備を備えよう。猫カフェとして発展させるため、人材の採用もお忘れなく。プレイヤーはカフェマネージャーとして、仕事や従業員を管理しつつ、スタッフ育成をおこなっていく。カフェに訪れる来客は、漁師・ホームレス・魔女など個性的な顔ぶれだ。
 

 

 
店内を練り歩く猫たちは、家族でありつつ立派な従業員だ。猫たちは、性格や行動など特定の個性をもつ。猫のレベルを上げることで、新たな特性を獲得することもできるようだ。カフェに訪れる人と猫の相性や、内装やメニューの組み合わせにより、利益向上を見込めるかもしれない。経営が軌道に乗ってきたら、カフェを拡張し部屋を増設しよう。特定のスキルを習得すれば、招き入れることができる猫の数が増加し、より賑やかで騒がしい店内を演出することができる。猫を通して常連客と交流しながら、猫と地元の人々との末永い友情を育んでいこう。

またカフェ近辺にある森には、古代の猫神を祀る崩れかけた祠が存在する。そこには謎の黒猫が生息しており、神秘の力でカフェや猫に対して何らかの利益を得ることができるという。堅実なカフェ経営にいそしみながら、ときおり神秘のパワーと猫の力を借りて、かつての店の賑わいを取り戻そう。いつの日か、村に生息する多くの野良猫たちの奇妙な歴史が、垣間見えるようになるかもしれない。

『Cat Cafe Manager』を手がけるのは、オランダ出身のクリエイターで構成されたRoost Games。過去にメンバーは、19世紀の探検家の活躍を描く『Renowned Explorers』や、宗教を作り上げる『Godhood』などのプロジェクトに携わった経験があるという。なおスタジオとしては、本作が初の制作となるようだ。

『Cat Cafe Manager』は、PC(Steam / Epic Gamesストア) / Nintendo Switch向けに4月14日に発売予定。本作は日本語字幕とUIに対応する。なお本作のパブリッシャーのFreedom Gamesは、『Airborne Kingdom』Nintendo Switch版を国内販売したほか、『Coromon』なども国内展開を予定。『Cat Cafe Manager』Nintendo Switch版についても日本での販売があるか、期待したいところだ。

Yu Naganeo
Yu Naganeo

野生のグラフィックデザイナー。ゲームをプレイすることを「ゲームを食べる」と言う。

記事本文: 61