パブリッシャーのKoch Mediaは2月21日、Goldknightsが手がけるアクションRPG『The Last Oricru』のPC版について、Steamにて開催されるイベント「Steam Next Festival」に合わせて体験版を配信したと発表した。配信期間は2月28日2時まで。
『The Last Oricru』は、中世ヨーロッパ風のSF世界ワルデニアを舞台にする、物語主導のアクションRPGだ。半ばテラフォーミングが進み、防護障壁で外宇宙から隔絶された惑星であるワルデニアでは、2つの種族による激しい衝突が続いている。そこで目を覚ましたプレイヤーは、惑星の覇権をめぐる戦争に巻き込まれることとなる。
本作では、プレイヤーの決断が多様な結果をもたらすことが特徴のひとつ。物語やキャラクター、エンディングに影響するだけでなく、ビジュアルレベルやゲームフローにも影響を与えるという。あらゆる行動やサブクエスト、キャラの生死が、各勢力からの評判に影響する可能性もあり、どのような選択をおこなうかはプレイヤー次第だ。一方で、本作の物語は複雑に入り組んでおり、すべてのピースを揃えるにはさまざまなプレイスタイルが求められるとのこと。
本作の戦闘では、近接・遠距離武器のほか、魔法と技術の融合したアイテムや各種アビリティなどを駆使しておこなう。プレイスタイルに合わせた幅広いカスタマイズが可能となっており、重量管理やアップグレードシステムといった要素も用意されているとのこと。集団での戦闘が発生することも多く、味方の軍勢を援護すれば忠誠を示すことができる。レベルを上げてスキルを高め、ボス戦に挑むのだ。
今回配信される体験版では、ゲーム冒頭の2つのエリアをシングルプレイあるいはローカルでの2人協力プレイにて楽しめる。本作の協力プレイでは、ボスの新たな攻略法を見出せたり、秘密のエリアに辿り着くことができたりと、シングルプレイとは異なる体験ができるそうだ。なお、製品版ではオンライン協力プレイにも対応する予定となっている。また、体験版は英語のみの対応となるが、製品版では日本語もサポートされる。
『The Last Oricru』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2022年発売予定。そしてPC(Steam)向け体験版は、2月28日2時まで配信される。本作に興味のある方は、この機会に試してみると良いだろう。