和風横スクロールアクション『Ganryu 2』4月22日配信へ。『武蔵巌流記』の続編が20年以上の時を経て登場

パブリッシャーのJust For Gamesは2月18日、『Ganryu 2』を、4月22日に配信すると発表した。『Ganryu 2』は、『Ganryu(武蔵巌流記)』の正式な続編だ。

パブリッシャーのJust For Gamesは2月18日、Storybird Studioが手がける横スクロール・アクションゲーム『Ganryu 2』を、4月22日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneで、ゲーム内は日本語表示に対応する。
 

 
『Ganryu 2』は、1999年に海外アーケード向けに稼働し、のちにNEOGEO(AES)やドリームキャスト向けにも移植された『Ganryu(武蔵巌流記)』の正式な続編だ。前作は日本のビスコ(Visco)が開発した作品であるが、海外のみで流通。2020年には、AES版がSNK非公認というかたちで復刻され、数量限定で国内販売されていた。

本作は、17世紀の日本を舞台にする横スクロール・アクションゲーム。主人公の宮本武蔵は佐々木小次郎に勝利したあと、北海道を訪れ瞑想していた。しかし武蔵は、まだ戦いは終わっていないという小次郎の声を感じ取る。そこで武蔵は、日本中を旅して巌流島へと赴き、ふたたび小次郎と戦うことを誓う。肉体を失い精神だけの状態となった小次郎を倒し、日本を救うためだ。
 

 

 
ステージには、日本風の町や城、あるいはダンジョンのような環境などが用意され、そのなかでは四季が表現されているという。ダッシュや2段ジャンプなどのアクションを駆使してステージを進み、現れる敵を倒していく。ダッシュは空中でも可能なようだ。一方、前作での特徴のひとつだった鉤爪を使ったワイヤーアクションは、少なくとも公開されたトレイラーやスクリーンショットでは確認できない。

そして武器には刀をもつほか、クナイを投げることもできる。さらに何らかの特殊スキルも使用可能とのこと。ゲーム画面には、「火」や「雷」と書かれたゲージがみられる。また、虫のような乗り物に乗ってのシューティングステージもあり、そちらでは同じゲージに「SUPER」と書かれている。ゲージを溜めることで、強力な攻撃を発動できるのかもしれない。このほか、花札を集めてレベルを上げる要素も存在するという。
 

 
『Ganryu 2』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに4月22日配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。海外では、Nintendo Switch/PS4向けパッケージ版も販売されるようだ。なお、コンソール版の国内配信の有無については現時点では不明。かつてのビスコ作品としては、たとえば『婆裟羅』シリーズが近年海外で移植され、日本でも発売された。本作の国内リリースにも期待したいところである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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