立体ドット絵サイバーパンクRPG『ANNO: Mutationem』ついに3月17日発売へ。妖しいネオン街での冒険譚
デベロッパーThinkingStarsは2月17日、『ANNO: Mutationem アノー:ミューテーショネム』(以下、ANNO: Mutationem)を3月17日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5。国内向けのPS Storeにてストアページも開設されており、日本でも3月17日発売されそうだ。ゲーム内は日本語に対応する。定価については、PS版は2860円になるようだ。
『ANNO: Mutationem』は、サイバーパンクアクションRPGだ。舞台となるのは、近未来の世界。太陽の光はあまり降りてこず、街のネオンが妖しく世界を照らしている。主人公はアンとして、ハッカーのアヤネと共にさまざまな任務を受け遂行することになる。街を探索したり、人々と交流したり、ときには敵と戦い状況を打破していくわけだ。
本作の魅力は、世界表現にある。ビジュアルとしては、2Dと3Dを組み合わせる表現を採用。ピクセルアートのようなグラフィックが特徴である一方、奥行きについても描写されており、立体的な世界が構築されている。またそれぞれのアニメーションも工夫を凝らされており、街にはさまざまなギミックが登場。緻密に作り込まれた世界やキャラが本作の特徴になるだろう。
探索については、立体的な世界で冒険。戦闘では2Dベースでバトルが展開される。戦闘については、プレイヤーの腕を試すような設計になっているとのこと。そのほか、武器を売買したり成長したりする要素も存在しており、RPG要素も色濃い。
開発元のThinkingStarsは、中国に拠点を置くスタジオ。『ANNO: Mutationem』は、SIEの中国ゲーム開発サポートプロジェクトChina Hero Projectにも選ばれていた期待作である。『ANNO: Mutationem』については、先月1月18日にゲームが完成したことが報告されていた。そして本日、発売日が告知されたかたち。同作のキービジュアルについては、「攻殻機動隊 SAC_2045」のキャラクターデザインも務めた日本在住のロシア系アーティストであるイリヤ・クブシノブ氏が手がけているそうだ。
『ANNO: Mutationem』は、PC(Steam)/PS4/PS5向けに3月17日発売予定だ。Steamではデモ版も配信されている。本作のコンセプトがしっかり把握できるクオリティになっているので、ぜひ遊んでみよう。