『サイバーパンク2077』多数の要素を追加・調整する大型無料アップデート配信開始。次世代機対応や体験版も登場

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CD PROJEKT REDは2月16日、『サイバーパンク2077』の最新情報を届ける番組「REDstreams」を放送。このなかで、本作のPlayStation 5/Xbox Series X|S版を、本日から配信すると発表した。PS4/Xbox One版からの無料アップグレードも提供開始される。さらに、PS5/Xbox Series X|S向け体験版が、30日間の期間限定で配信開始されている。

これに合わせて、PS4/Xbox One版を含め、パッチ1.5が配信開始。放送ではその内容も紹介された。


PS5/Xbox Series X|S版では、レイトレーシングや動的スケーリングによる4K解像度に対応する。また、ロード時間の高速化も実現したとのこと。そしてPS5/Xbox Series X版には、設定に「パフォーマンスモード」と「レイトレーシングモード」が用意され、パフォーマンスモードでは60fps/ダイナミック4Kにてプレイ可能。一方のレイトレーシングモードでは30fps/ダイナミック4Kとなるが、影や反射がリアルにレンダリングされるようになる。Xbox Series S版についてはモード選択はなく、30fpsおよび動的スケーリングとなる。

このほかPS5版では、DualSenseのアダプティブトリガー・ハプティックフィードバック・コントローラー内蔵スピーカー・Tempest 3Dオーディオに対応。たとえば、ホロコールやVの頭の中で起こるあらゆるアクションの音声は、内蔵スピーカーから鳴るそうだ。

*PS5版のゲームプレイ映像


パッチ1.5での追加コンテンツとしては、まず自室として利用できるアパートが、ジャパンタウンなどに4種類追加される。直接その場所を訪れるか、自室のPCから「EZエステート」にアクセスすると購入可能。部屋によってはデザインだけでなく、ギターを弾いたり、お香を焚いたりなど、インタラクトできるものも異なる。なお保管庫のアイテムは、すべての自室で共有される。

また、メガビルディングの自室に関しては模様替えが可能になる。トータルでコーディネートされたテーマがいくつか用意され、そのなかから選択するかたち。この機能は、上述した追加の自室では利用不可とのこと。また、猫のニブルスに会えるのも、メガビルディングの自室のみとなる。

自室やセーフハウスの鏡では、髪型やメイクアップ、ピアスなど、Vの外見の一部が変更可能になる。コストはかからない。骨格については、鏡では変更不可である。このほか、新たな武器が追加。さらに、クエスト「時間稼ぎ」を終えると、ウィルソンの武器屋がセールを始めるという。またフォトモード用には、ジョニーのポーズが追加された。

*Xbox Series X版のゲームプレイ映像


パッチ1.5の内容としてはほかにも、パークの調整が挙げられる。詳細はパッチノートを確認していただくとして、この調整により、すべてのパークポイントがリセットされている。ポイントを振り直すことを忘れないようにしよう。アップデート前とは別のパークに割り振るのも良いだろう。

NPCのAIの改善もおこなわれた。たとえば敵は遮蔽物を有効に利用するようになったり、攻撃をブロック・回避したりなど。また、一般市民は攻撃すると逃げるだけでなく、武装していれば反撃してくるようになっているという。なお、こうしたAIの攻撃的な挙動については、PS4/Xbox One版には実装されないとのこと。マシンパワーが必要な処理のようだ。

さらに、依頼やオープンワールドのアクティビティの報酬が増加。一方で、乗り物やサイバーウェアの価格については値下げがおこなわれている。こうしたゲーム内経済の調整は、他にも実施されているそうだ。

このほかにも、時間変更のUIの改善や、車・バイクの挙動の改善、武器バランスや機能の調整なども実施。PC版には、ベンチマークモードも追加された。詳しいアップデート内容については、公式サイトのパッチノートを確認してほしい。


『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。なお、PS4版からPS5版へのセーブデータの移行に関しては、こちらのサポートページを確認してほしい。

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