極寒サバイバルホラー『Expedition Zero』3月24日発売へ。シベリアの地に隠された、ソ連の機密と迫りくる脅威

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パブリッシャーのtinyBuildは2月14日、サバイバルホラー『Expedition Zero』を現地時間3月24日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。くわえて、Steam Next Festにあわせて本作のデモを2月21日に配布開始する。 なお、Steamストアページによれば本作は日本語表示に対応。
 

 
『Expedition Zero』は一人称視点のサバイバルホラーゲームだ。舞台は、シベリアの中心にある異常地帯。プレイヤーは、荒廃した森や打ち捨てられた研究施設などを調べ、ソビエトの探査や軍事実験にまつわる秘密を明らかにしていくこととなる。限られた資源を使って自身の能力を伸ばし、極限状態で生き延びるのだ。 

森のなかでは、プレイヤー以外にも蠢くものがいる。こうした怪物に対し、銃器などを利用して対抗するのだ。しかし本作の舞台となるのは、暗黒が広がる森林。雪などの悪天候もあり、敵を視認するのが難しいこともあるようだ。薄暗い森で、神経を集中させて相手の挙動を見極める必要があるだろう。あるいは、逃げることや隠れることも選択肢に入るかもしれない。 

本作では外敵のほかにも、資源の枯渇や寒さ、吹雪などいくつもの脅威がプレイヤーを襲う。こうしたなか、施設などで物資を漁り、有用なデバイスを作ったり、メカスーツのモジュールを拡張したりすることができる。自らの手で安全地帯を確立し、探索中に休息をとれる拠点を作ることもできるようだ。 
 

 
以前の調査隊によるキャンプはすでに打ち捨てられており、この一帯は高さ50mもの壁に覆われているという。またトレイラーやスクリーンショットからは、飛行機の墜落現場や廃墟化した教会などもロケーションとして登場することがうかがえる。研究施設には調査員含め、さまざまな人間の遺体が転がっているようだ。また、衣服を着こんだ人型の敵に襲われる場面もある模様。 

本作の開発を手がけるEnigmatic Machinesは、チェコに拠点をおくスタジオだ。Unreal Engineに習熟したスタッフが在籍しているほか、プロジェクションマッピングやVR、インスタレーション作品など、アートとテクノロジーに明るいメンバーが所属しているようだ。『Expedition Zero』においても、緻密に再現された極限の環境における表現に期待したいところだ。 
 

 
『Expedition Zero』は現地時間3月24日にSteamにてPC向けに発売予定。今月21日にはデモも配布される。 

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