コナミデジタルエンタテインメントは2月10日、浮世絵風ローグライク剣戟アクションゲーム『GetsuFumaDen: Undying Moon』のNintendo Switch版を配信した。価格は通常版が2728円で、デジタルデラックスエディションは3828円(ともに税込)。
デジタルデラックスエディションでは、オリジナルミニサントラとデジタルアートブックが収録された「ギャラリーモード」がゲーム内に追加されるほか、1987年にファミコン向けに発売されたアクションRPG『月風魔伝』の移植版が同梱される。
なお、現在早期アクセス配信がおこなわれている本作のPC(Steam)版に関しては、2月17日に正式リリースされるとのこと。
『GetsuFumaDen: Undying Moon』は、『月風魔伝』の世界観をベースに、グラフィックやキャラクター、ステージを一新したローグライク剣戟アクションゲームだ。浮世絵風のビジュアルで描かれる和風テイストが特徴のひとつで、プレイヤーは主人公の月風魔を操作し、地獄の各ステージを攻略。日本の妖怪をモチーフにしたボスに挑む。
本作はサイドビューの2Dアクションゲームとなっており、ステージであるダンジョンは、プレイするたびにマップ構成やアイテム配置などがランダムに変化。魑魅魍魎を倒しながらダンジョンを探索し、ボスを目指す。月風魔の武器には刀や戦傘、槍などが登場し、武器系統ごとに特殊ムーブが存在。日本武道特有の間合いや拍子を意識した剣戟アクションを楽しめる。
武器は主装備・副装備として保有でき、収集や強化、能力解放により多彩なビルド構築が可能だ。また、リアルタイムに強化の取捨選択が可能なパワーアップシステムも用意されている。そして、死んでしまうと拠点である館に戻され、それまでに獲得した装備品や上述の強化はすべて失い、最初からやり直し。一方、新たな武器のアンロックや強化といった、恒久的なアップグレードが可能である。
本作は、昨年5月にPC版がSteamにて早期アクセス配信を開始。それから複数のアップデートがおこなわれ、たとえば新プレイヤーキャラクターである月蓮華の追加や、武具解体など新機能の追加、新たなステージや敵、ボスの追加などが実施。また、コミュニティからの意見を吸い上げて、各種仕様調整やバグ修正なども多数おこなわれてきた。
こうしてコミュニティとともに開発が進められてきた成果が、Nintendo Switch版にも反映されていることだろう。なおコナミは、今後もコミュニティからの意見などを参考に、バトルアクションの調整やシナリオ系コンテンツの拡充、やり込み要素の追加などのアップデートをおこなっていくとしている。
『GetsuFumaDen: Undying Moon』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中。PC(Steam)版は2月17日に正式リリースを迎える。
なおPC(Steam)版に関して、現在配信中の早期アクセス版については、正式リリース日をもって販売終了するという。正式リリース版は、別の製品としてリリースし直すということのようだ。早期アクセス版は、正式リリース版の通常版と同じ価格ながら、デジタルデラックス版相当のコンテンツ内容となっており、また配信終了後もユーザーはアップデートを受け取れる。お得に入手したいという方は、2月17日までに早期アクセス版を購入しておくと良さそうだ。