手作りノートアドベンチャー『RPGタイム!~ライトの伝説~』3月10日についに配信へ。放課後の教室で、ノートに描かれた世界を冒険

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株式会社アニプレックスは2月9日、株式会社デスクワークスが手がける手作りノートアドベンチャーゲーム『RPGタイム!~ライトの伝説~』を、3月10日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|Sで、価格は3650円。

『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、放課後の教室にて、ゲーム大好き少年ケンタくんの手作りRPG「ライトの伝説」を遊ぶ作品だ。主人公は勇者ライト。交流のあったレイ姫からの連絡が途絶えたことで、ライトは光の国へと向かうが、光の城を襲撃した魔王にやられてしまう。しかしライトは諦めず、姫を取り戻すための新たな冒険に出る。

本作のゲームプレイは、ケンタくんが手描きしたノート上を中心に展開。鉛筆で描かれた4コマ漫画やアニメーションなどによって表現されている。そしてワールドマップはダンボール製。冒険の舞台となるダンボール大陸には、ダンジョンや町などが存在し、たとえば町を訪れると情報収集をおこなえるという。その町ももちろん鉛筆で描かれており、さらに付箋をはがして店の中を覗くなど、工夫を凝らしたアナログ表現が魅力である。


ノートの周囲の机上には、文房具やステータス表示などがあり、さらにダンボール製ボタンも用意。道中では、ケンタくんから特定のアクションボタンをもらえることがある。たとえば、スコップのボタンを用意してもらうと、ノート上のステージにて地面を掘ることが可能となり、野球対決をする場面ではバットのボタンを利用。ケンタくんはいわゆるゲームマスターの立場にあり、突然の思いつきで、道を消しゴムで消してしまうこともあるという。

冒険を進めるなかでは、さまざまなイベントやバトルが待ち受けており、仲間を作ることもできる。魔物たちとのバトルは、ひとつとして同じものはなく、毎回異なる攻略法が求められるという。また、本作はRPGだけでなく、アクションや横スクロールSTG、コマンドバトルなど、さまざまなゲームジャンルがミックス。アイデアが溢れ出るケンタくんの遊び心を表現しているのだろう。

そして勇者ライトのライフがなくなってしまうとゲームオーバーだ。ボタン連打でライトを起こせば再チャレンジ可能。またその際には、攻略のヒントを見ることもできるそうだ。


本作を手がける株式会社デスクワークスは、“プログラムが少し書けるプランナー”の藤井トム氏と、“絵が少し描けるプランナー”の南場ナム氏のふたりを中心とするインディースタジオだ。「アイディアをぎゅうぎゅうに詰め込んだおもてなし」をコンセプトに、足し算で面白さを積み重ねていく制作スタイルを探求しているとのこと。本作は、これまでに多数のイベントに出展され、数々のインディゲームアワードを受賞。そして今回、ついに発売日が決定した。

RPGタイム!~ライトの伝説~』は、PC(Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに3月10日配信予定。Microsoft Storeでは、すでに予約受付が開始している。

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