PS4/PS5システムソフトウェアベータプログラム開始。パーティー機能が、オープン/プライベートで選択可能など

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月9日、PS4/PS5システムソフトウェアベータプログラムを開始した。PS4/PS5共通の機能としてオープンパーティー・プライベートパーティーが実装されるほか、PS5ではさまざまな機能が導入される。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月9日、PS4/PS5システムソフトウェアベータプログラムを開始した。PS4/PS5共通の機能としてオープンパーティー・プライベートパーティーが実装されるほか、PS5ではさまざまな機能が導入される。

PS4/PS5共通の新機能として、パーティーの作成時に、オープンパーティーとプライベートパーティーのどちらかを選択できるようになった。オープンパーティーでは、招待がなくてもフレンドが自由にパーティーの有無を確認したり、参加したりすることができる形式。パーティーメンバーのフレンドも自由に参加可能。プライベートパーティーは、自分が招待したプレーヤーのみが参加できる形式。より参加形式などをコントロールしやすくなったわけだ。
 

 
PS5ではゲームベースも改善される。ボイスチャットの名称がパーティーに変更。ゲームベースメニューが[フレンド]、[パーティー]、[メッセージ]の3つのタブに分けられた。あわせて、コントロールメニューの[フレンド]タブにすべてのフレンドが表示され、プレーヤー検索機能やフレンドリクエストにアクセスできるようになった。コントロールメニューから、直接プレーヤーをグループに追加したり、新しいグループを作成したりすることができるようになっている。さらに、フレンドリクエストの一覧に[拒否]ボタンが追加され、フレンドリクエストが断りやすくなった。

またPS5向けには、ボイスチャットにおける報告機能のアップデートが実施。パーティーの参加者が発言した内容を報告する際、誰が発言したかを視覚的に確認できるようになった。これにより、違反報告などが寄せられた際にPlayStation Safetyチームがより適切な対応をとれるようになった。またPS5で、ボイスチャットのカードから直接シェアプレイを開始できるようになった。シェアスクリーンを起動する必要がなくなる。PS4向け機能としては、パーティーに参加している各プレーヤーのボイスチャットの音量を個別に調整できるようになった。
 


そのほか、PS5ではUIが整理された。ゲームをジャンルで絞れるようになり、特定のゲームやアプリを常にホームに表示できるようになっている。ホームに表示されるゲーム・アプリ数も14個まで増加。トロフィーまわりのデザインが刷新されている。アクセシビリティ機能としては、音声読み上げ機能の対応言語に、新たにロシア語、アラビア語、オランダ語、ポルトガル語(ブラジル)、ポーランド語、韓国語が追加(日本語は対応済み)。聴覚障がいユーザー向けのヘッドホンのモノラル音声出力も対応するようだ。詳しくはPlayStation.Blogを確認してほしい。

システムソフトウェアベータプログラムは、日本を含めた一部国の特定の参加者向けにテスト的に実施され、その後すべての国のユーザー向けに配信される。前述の機能が必ず正式リリースされるわけではないので、留意してほしい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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