デベロッパーのHopoo Gamesは2月1日、PC版『Risk of Rain 2』の拡張コンテンツ「Survivors of the Void」を3月1日に配信すると発表した。Steamストアページを確認する限り、日本では時差の都合で3月2日の配信となるだろう。あわせて新サバイバーの「Railgunner」についても紹介している。
『Risk of Rain 2』は、2020年に発売されたローグライク要素のあるアクションゲーム。プレイヤーは未知の惑星に不時着した生存者として、モンスターを倒しながらテレポートを重ねて帰還を目指す。道中ではさまざまなバフや能力を得られるアイテムを獲得することが可能。所持すればするほど効果の重ね掛けができ、どんどん自身のキャラクターを強化しつつ、激しさを増す敵とのバトルを潜り抜けていくことになる。
新たに登場するサバイバーであるRailgunnerは、その名の通りレールガンらしき武器を装備したキャラクターだ。初代『Risk of Rain』におけるSniperの後継にあたり、長距離から敵個体に大ダメージを与えることに長けている。使用可能なアビリティの一つがM99 Sniperだ。長距離スコープを起動し、敵の弱点を可視化。たとえばストーンゴーレムであれば頭部がハイライトされ、1000%のダメージをレールガンで与えることができる。
またほかのサバイバーと異なる点として、Railgunnerの攻撃はランダムでクリティカルを出すことがない。代わりに、ハイライトされた弱点を撃ち抜くことで確実にクリティカルダメージをたたき出すことができる。また、クリティカル率を上昇させるアイテム取得した場合は、代わりにクリティカルダメージ量が向上するという。
射撃をおこなったあと、RailgunnerのM99 SniperモードはActive Reloadバーを表示する。スキルチェックのようなかたちで、バーの目盛りが所定の位置にきたところでリロードをおこなうと、次の射撃がより速く、ダメージを500%加えておこなうことができるそうだ。照準・射撃・リロードのサイクルをリズムよく繰り返すことが重要となる。
もう一つのアビリティはXQR Smart Round Systemだ。Railgunnerがスコープを使っていない間、レールガンは高速射撃をおこない、敵に100%のダメージを与える。こちらは、近距離に迫りくる敵を片付ける際に有効だ。レールガンで仕留めきれなかった敵を追撃するのにも役に立つだろう。
またもう一つの能力は、ローダーの機動性に匹敵する、Concussion Deviceと呼ばれるアビリティ。Concussion Deviceは、触れたものを大きく弾き飛ばすオブジェクトを設置する能力だ。タイミングよく自身の足元に使うことで、上方へ大きくジャンプすることが可能。離れた地形に飛び移ったり、危険な状況からの緊急退避に活用したりすることができる。くわえて、敵に当てればノックバック効果を発動することも可能だ。
そしてスペシャルアビリティはSupercharge。レールガンをオーバーロードさせることで、4000%のダメージと150%の弱点ダメージを与えることが可能だ。場合によってはボスを一撃で仕留めることもできる。ただし使用すると5秒間、レールガン関連のアビリティは使用不可になってしまう。Concussion Deviceを使ってうまく危険を回避しよう。Superchargeは広範囲を攻撃できるため、敵の群れを一層するのにも使える。ここで紹介されたほかにも、条件で解禁できる別のアビリティも用意されているとのことだ。
PC版『Risk of Rain 2』の拡張コンテンツ「Survivors of the Void」は日本時間で3月2日発売予定。価格は15ドルとのことで、国内では1650円程度になるだろう。リリース時には期間限定で割引され9.75ドル(約1072円)となるそうだ。