犬のグラップリングフックアクション『Grapple Dog』Steamなどで2月10日配信へ。難所だらけのステージをワンコがスイングして駆け抜ける

パブリッシャーのSuper Rare Originalsは1月28日、『Grapple Dog』を2月10日に配信すると発表した。『Grapple Dog』は、犬のPabloを主人公とする2Dアクションゲームだ。

パブリッシャーのSuper Rare Originalsは1月28日、Medallion Gamesが手がけるアクションゲーム『Grapple Dog』を、2月10日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。
 

 
『Grapple Dog』は、犬のPabloを主人公とする2Dアクションゲームだ。世界の破滅を企むロボットの悪者Nulが現れたことで、Pabloは仲間とともに立ち向かう。本作には6つのエリアが存在し、その中に合わせて33ステージを収録。カラフルな南国の島や、雪が積もる森林地帯、機械だらけのダンジョンなどのエリアが確認できる。

本作は、Pabloの装備やアクション、またステージのギミックを駆使して、数々の難所を踏破していくゲームプレイが中心となる模様。敵となるロボットも登場するが、こちらも障害物のひとつとして配置されていることがうかがえる。ジャンプした際のローリング状態で体当たりして倒していくのだ。

ステージ内には、触れるとミスになるトラップや、乗ると崩れる床、また通常のジャンプでは乗り越えられない足場などがあり、ここではPabloが装備するグラップリングフックが活躍する。天井や壁の青い部分に刺すことができ、スイングしてトラップを飛び越えたり、勢いをつけて高い足場へと飛び乗ったりして進んでいく。
 

 

 
各ステージには、収集アイテムであるフルーツが多数配置されており、その配置が攻略ルートの目安にもなっているようだ。すべて獲得することがやり込み要素となり、そのためには先述したグラップリングフックなどのアクションを的確に扱うことが求められるのだろう。また、ステージ内には隠しアイテム・エリアも存在。そこにたどり着くには、より繊細な操作が必要となる様子である。

トレイラーでは、閉ざされた扉の前にいるヤギのキャラクターに、ニンジンを手渡すシーンもみられる。特定のエリアにアクセスするために、指定のアイテムを探してくる要素があるのかもしれない。そしてエリアの最後では、巨大なロボットのボスが待ち受ける。それぞれのボスの特徴に対応するかたちで、装備とアクションを駆使して攻撃していくのだ。
 

 

 
本作は、ドット絵でのポップなビジュアルと可愛いキャラクターたちが印象的だが、的確なアクション操作が常に求められる気の抜けないゲームプレイとなることがうかがえる。ゲームモードには、スピードランに挑戦できるタイムトライアルモードも収録するとのこと。また、逆に気楽に楽しみたいだけの人のためには、アクセシビリティオプションが多数用意されるそうだ。

『Grapple Dog』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2月10日配信予定。なお、Nintendo Switch版の国内配信の有無については現時点では不明である。

本作の販売元Super Rare Originalsは、ダウンロード専用インディーゲームをパッケージ化して販売するSuper Rare Gamesが先日1月21日に設立したばかりの新レーベルであり、まだ国内配信の実績がない。本作以外にも4つの新作リリースを予告しており、日本でも展開していくのかどうか、まずは本作の動向が注目されそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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