ハクスラARPG『バビロンズフォール』1クエスト攻略は10分程度。PS5実機プレイで新情報が明かされた公式生放送まとめ

 

スクウェア・エニックスは1月25日、オンライン専用アクションRPG『バビロンズフォール』の最新情報を届ける公式生放送の第2回を放送した。

本作は、スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが共同開発する、オンラインでの4人マルチプレイ対応のアクションRPGだ。ハック&スラッシュ要素をベースとしたゲームプレイを採用し、プレイヤーは機棺(ギデオンコフィン)と呼ばれる特殊な装具を背負わされた戦士・哨士(センチネル)となり、莫大な遺産が眠るとされる巨塔バビロンの攻略を目指す。

https://www.youtube.com/watch?v=WkJog1iUh1E


前回の第1回放送では、バビロン塔の最下層にある、帝国の市民権を有する者たちが住まう「市民廻廊」が披露されたが、今回の放送では「盗賊廻廊」と呼ばれる新たなエリアが初公開された。盗賊廻廊は、バビロン塔における人間の支配する領域の最前線であり、棄民や反乱者、犯罪者といった、帝国から見捨てられた者たちが押し込められている場所だという。

放送ではPS5での実機プレイを披露。巨大な盾を構える敵などとのバトルが紹介されている。また盗賊廻廊には水中のエリアもあり、キャラクターのモーションが遅くなったり、ジャンプの滞空時間が延びたりといった影響があるようだ。そしてエリアを進んだ先にて、中ボスであるエディンムが登場。エディンムは、瞬間移動を繰り返しながら弾幕やレーザーを放つ攻撃が特徴だ。そして“真の姿”へと形態変化すると近接攻撃をメインに使うようになるという。

盗賊廻廊の最後では、4体の敵と同時に戦うボス戦が待っている。ベマスと呼ばれるキャラクターがいわゆる大ボスという位置付けにあり、パワータイプやサポートタイプなどそれぞれ特性が異なる。一度倒したボスも、その後の戦闘の展開次第では復活することもあるそうだ。


本作ではシーズン制が採用され、シーズンごとに新たなコンテンツを配信して運営するとのこと。コンテンツの内容としては、ストーリークエストを楽しめるキャンペーン、素材収集やインファマスエネミーと呼ばれる特別な敵を討伐するスカーミッシュ、そしてスペシャルアイテム獲得に挑戦できる週替わりクエストのシージ が用意される。

今回の放送では、スカーミッシュのゲームプレイも披露された。ここで舞台となったのは、バビロン塔の中腹に位置する「焔山廻廊」というまた新たなエリアで、溶岩が流れる洞窟のような場所となっている。キャンペーンでも訪れることになるそうだ。

スカーミッシュでは装備品や素材などの収集がメインとなる。豊富に用意されるクエストごとに、入手できるアイテムはおおまかに設定されているという。とはいえ、アイテムに付加される効果などはランダムとなる。また、先述したインファマスエネミーという強力な敵がランダムで出現。制限時間内に倒せなければ逃げてしまう。また、エリアの最後に現れるボスもランダムで決まるそうだ。レア度の高い装備を求めて、何度も挑戦することになるモードだろう。

https://twitter.com/BabylonsFall_JP/status/1486581402418450432


放送では、公式Discordサーバーなどに寄せられた質問に開発陣が回答する場面もあった。いくつかピックアップすると、1クエスト攻略にかかる時間は10分程度、見た目装備あり、トレード・売買要素は無し、プレイサーバーは居住国準拠、進行状況はキャラクターではなくアカウント単位で管理など。本作は『FF14』の装備アセットを流用していることでも話題になったが(関連記事)、登場モンスターに関してはすべて独自に制作しているとのコメントもあった。

また、チーターに対してはしかるべき対処をおこなうとの言及があった。一方、放置プレイヤーについては、特に対策しないという。ペナルティがないため、リタイアしてやり直したほうが早いとのこと。なお、プレイ途中で人数が減った場合には、難易度は自動調整されるそうだ。ソロでプレイした際も適切な難易度に調整される。このほか、少額課金アイテムは見た目に関するもののみ。バトルパスのようなシステムも用意するとのことだった。

『バビロンズフォール』は、PC(Steam)/PS4/PS5向けに3月3日発売予定だ。次回の公式生放送は2月の第2週目以降におこなうそうで、先述したシージなどの情報が公開される予定となっている。




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