チェルノブイリサバイバルRPG『Chernobylite』国内PS4/Xbox One版配信開始。原発事故後の荒廃した立入禁止区域を探索
ポーランドのパブリッシャーAll in! Gamesは1月26日、『Chernobylite』のPS4/Xbox One版の国内配信を開始したと発表した。日本語にも対応しており、価格は3750円となっている。PC版(Steam/GOG.com/Epic Games ストア)は2021年7月にすでに配信されており、Steamのユーザーレビューでは「非常に好評」を獲得している。
The Farm 51が開発する『Chernobylite』は、チェルノブイリの立入禁止区域を3Dスキャンしてつくり上げられたリアルな世界を舞台とする、一人称視点のSFサバイバルホラーRPGだ。本作ではチェルノブイリの有名なスポットが再現され、レーダータワー「ドゥーガ」やプリピャチ遊園地、チェルノブイリ原子力発電所などがマップ内に存在している。
チェルノブイリ原子力発電所で働いていた物理学者イゴールは、30年前に忽然と姿を消した婚約者の行方を調べるために、ウクライナのプリピャチへと帰ってくる。原発事故後立ち入り禁止区域となったこの場所で仲間を集め、敵対する軍事組織や謎の物体である「チェルノブライト」による超常現象やクリーチャーなどと対峙し、婚約者の痕跡をたどりながら、過去の秘密を解き明かしていく。
また、本作ではプレイヤーの選択によってストーリーが分岐する。荒廃したマップを進みながら、だれを仲間として信用するか、資源をどう使うか、どのように戦いに挑んでいくか。さまざまな選択が物語や仲間の好感度などに影響していく。
拠点の設営とクラフトも、過酷な地を生き抜くための重要な要素となる。拠点とする基地は日々の作戦を立てるのに必要だ。基本的なゲームの流れとしては、拠点から各マップに移動し、ミッションをこなしていく。マップ上に落ちている素材を集め、武器の製造や改造のための施設をつくったり、仲間の食事にあてたり、道具や罠、武器などを制作することもできる。
パブリッシャーによると、PS4版、Xbox One版の購入者は今年の下半期に予定されているXboxシリーズS/X、PS5でのリリースの際に、無償で次世代機版へのアップグレードが可能となるとのこと。また、今後12か月にわたり有料、無料を含む6つのDLC配信を予定しているという。DLCにはそれぞれ新しいミッション、クリーチャー、武器、ゲームモードなど、さまざまな要素が追加されていくようだ。
『Chernobylite』はPS4、Xbox Oneにて3750円で配信中。先行して配信されていたPC版は、Steam/Epic Gamesストアで3699円、GOG.comでは通常価格29.99ドルのところ20%オフの23.99ドルで入手可能となっている。