『遊戯王 マスターデュエル』Steam版の勢いが止まらない。同時接続プレイヤー数24万人突破
コナミデジタルエンタテインメントが配信するデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』にて1月22日、ピーク時の同時接続プレイヤー数が24万人を突破した(SteamDB)。時間によっては『Apex Legends』を超える同時接続プレイヤー数となっている。
『遊戯王 マスターデュエル』は、1月19日より配信開始された基本プレイ無料のデジタルカードゲーム。遊戯王OCG/TCGのマスタールールを楽しめる対戦型デジタルカードゲームの最新作だ。「ブラック・マジシャン」を始め、「青眼の白龍」、「封印されしエクゾディア」など、合計1万種を超えるカードが登場。クロスプラットフォームプレイ・クロスプログレッションにも対応し、機種によっては4K解像度による迫力のある映像を楽しめる。
【UPDATE 2022/01/22 18:33】
クロスプログレッションにも対応する旨を追記。
本作はローンチ初日より、ピーク時の同時接続プレイヤー数が約15万9000人に到達。コナミタイトルにおけるSteam版の同時接続プレイヤー数として、『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』を抜いてトップの数字を打ち出した。そしてリリースから3日が過ぎた本日には、さらに数字を伸ばし24万人という同時接続プレイヤー数を達成したわけだ。また本稿執筆時点でも、同時接続プレイヤー数は約19万人以上をキープ。『モンスターハンター ライズ』の約9万人や『Apex Legends』の約16万人を超え、全世界で5番目に多い同時接続プレイヤー数を誇っている。
『遊戯王 マスターデュエル』の評価としては、現在Steamストアレビューが6700件以上を集め、「やや好評」とのステータスを保持している。課題点としては、相手の待ち時間や演出効果を見守る間のテンポの悪さが指摘されているようだ。ただし一部については設定次第で改善も可能だとされており、「カード配置のオート化」「発動順設定のオート化」などの設定を呼びかけるユーザーも存在する。
また初心者と経験者で評価が分かれる点も特徴といえそうだ。『遊戯王 マスターデュエル』はカードプールが広く、現実とほとんど同じルールで遊べる点は既存の「遊戯王」プレイヤーから一定の評価を受けている。一方、初めて「遊戯王」に触れるプレイヤーにとっては覚えることが多いため、遊び始めるのにハードルがあるようだ。基本プレイ無料で初心者が参入しやすい環境は整っているだけに、新規プレイヤーをどれだけ定着させられるかが今後の課題となりそうだ。
なお現時点で集まっている6700件以上のレビューのうち、日本語でのレビューが184件。対して英語でのレビューが3504件と、半数以上を占めている。『遊戯王 マスターデュエル』はグローバルな人気を獲得しているといえるだろう。
『遊戯王 マスターデュエル』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、基本プレイ無料にて配信中。また、iOS/Android版も今後配信予定となっている。