高評価蜘蛛アクション『Webbed』コンソール版が2月2日配信へ、日本展開も予定。蜘蛛の糸で躍動

Sbug Gamesは1月19日、アクションゲーム『Webbed』のNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One版を、2月2日に配信すると発表した。Nintendo Switch/PS4版の国内配信については後述する。

デベロッパーのSbug Gamesは1月19日、アクションゲーム『Webbed』のNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One版を、2月2日に配信すると発表した。日本ではXbox One版がすでに予約受付開始しており、価格は2350円。ゲーム内は日本語表示に対応する。Nintendo Switch/PS4版の国内配信については後述する。

*PC版のローンチトレイラー


『Webbed』は、蜘蛛が主人公の2Dアクションゲームだ。主人公のボーイフレンドが大きな鳥にさらわれてしまったことで、彼女は救出に向かうため森を冒険する。しかし、鳥を追いかけるには自身の力だけではどうにもならない。そこで、森に暮らすほかの虫たちに手を貸し、救出作戦への協力を仰ぐのだ。

ステージには、緑豊かな森や地中に広がる洞窟などが存在。プレイヤーは蜘蛛の糸を駆使して進んでいく。本作では、蜘蛛の糸をグラップリングフックのように伸ばしてスイングしたり、任意の二点間に蜘蛛の糸を張ってその上を歩くことが可能。また、オブジェクトを運ぶ際に使うこともあり、蜘蛛の糸を使ったアクションが最大の特徴だ。ほかにも、眼から放つビームにて張った糸を切ったり、脆い壁を壊したり、あるいは葉っぱを掴んで風に乗ったりといった要素も存在する。

ミッションの内容はというと、蜂のために花粉を集めたり、地中の蟻の世界にて機械の修理を手伝ったり、あるいは蜘蛛の糸でハエを捕まえて食べたり、フンコロガシのために橋を作ったりなど。いずれも蜘蛛の糸をいかに駆使するかが肝となっており、アクションとパズル要素が組み合わさったゲームプレイとなる。


本作は、昨年9月にPC版が先行して配信開始。Steamのユーザーレビューでは実に98%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得している。比較的小規模な作品ではあるが、蜘蛛の糸を使った巧みなメカニクスや、可愛い虫たちの表現などが評価されたようだ。ちなみに、蜘蛛恐怖症の人のために、すべての蜘蛛をスライムのような丸いキャラクターに置き換える設定も用意されている。

『Webbed』のコンソール版は2月2日配信予定。Xbox One版はすでに日本でも予約受付中だ。ゲーム内は日本語表示にも対応する。


なお、Nintendo Switch/PS4版の国内配信について弊誌が開発元に確認したところ、現時点では同時配信されない見込みとのこと。これらのプラットフォームでの日本での配信は、他地域に比べてプロセスが複雑であることが理由だそうだ。ただ、近い将来にリリースできるよう望んでいるともコメントしているため、いずれ配信される可能性はあるだろう。期待して待ちたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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