奥行き3Dアクション『星のカービィ ディスカバリー』3月25日に発売決定。新たなコピー能力など新情報公開


任天堂は1月12日、Nintendo Switch向け3Dアクションゲーム『星のカービィ ディスカバリー』を、3月25日に発売すると発表した。価格はダウンロード版が6500円、パッケージ版が6578円(ともに税込)。

『星のカービィ ディスカバリー』は、『星のカービィ』シリーズの最新作であり、初の3Dアクションゲームだ。舞台となるのは、文明と自然が融合した未知なる“新世界”。プレイヤーは、すいこみ・はきだし・コピーといった、カービィおなじみのアクションを駆使しながら、新世界で出会った不思議な子「エフィリン」とともに冒険する。

新世界にたどり着いたカービィは、謎の敵「ビースト軍団」にさらわれているワドルディたちを発見。各ステージでは、ビースト軍団と戦ったり、仕掛けを解いたりしながら、ゴール地点に捕らわれているワドルディを助けていく。またワドルディは、ゴール地点以外のさまざまな場所にも隠されている。360度に広がるステージを隅々まで探索し、より多くのワドルディを救出するのだ。


3Dアクションとなった本作では、すいこみ・はきだし・コピーといった能力は360度好きな方向に繰り出すことが可能。また、新たなコピー能力として「ドリル」と「レンジャー」が登場する。「ドリル」は地面に潜ることができる能力。潜った状態で敵のまわりを1周すると、囲まれた地面部分がひび割れて、飛び出す大量の土で敵を攻撃できる。一方の「レンジャー」では星の弾丸を放つことができ、照準をあわせて遠くの敵を狙うことも可能だ。

また、本作はローカルでの2人協力プレイにも対応する。Joy-Conをおすそわけして、カービィとバンダナワドルディとしてプレイ。バンダナワドルディは、ヤリを使った多彩な攻撃を繰り出せるという。


本作には冒険の拠点としてワドルディの町が存在し、まちづくり要素が用意されている。ビースト軍団にさらわれたワドルディを助けることで住人が増え、やがてお店がオープンしたり、サブゲームが遊べるようになったりと、町がどんどん発展。たとえば「ワドルディカフェ」では、カービィが店員となって働くサブゲームをプレイできる。お客の注文にすばやく応えて、満足度をキープしながらハイスコアを狙う作品だ。

ほかにも、「ものしりワドルディ」というワドルディに話しかけると、冒険の役に立つヒントを教えてくれる。世界中のプレイヤーデータを元に、「いま人気のコピー能力」や「世界中で助けられたワドルディの総数」など、さまざまな情報を聞くことができるという。なお、そうした情報を聞くには、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要となる。


星のカービィ ディスカバリー』は、Nintendo Switch向けに3月25日発売予定。すでに予約受付が開始しており、Nintendo Switch Online加入者限定特典の「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」の引き換え対象ソフトにも指定されている。

また、今年はゲームボーイ向けに初代『星のカービィ』が発売されてから30周年を迎える。今回、これを記念した「星のカービィ30周年」特設ティザーサイトが公開され、特別な壁紙が配布中だ。ファンの方はぜひチェックしておこう。