サイバーパンクなコロニー建設シム『Dystopians』発表。ギャングの拠点を拡張し、目指すはディストピアの頂点

パブリッシャーのPlayWayは1月11日、『Dystopians』を発表した。『Dystopians』は、サイバーパンクなディストピアでコロニーを建設するシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのPlayWayは1月11日、コロニー運営シミュレーション『Dystopians』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売日は今のところ明かされていない。Steamストアページによれば、本作は日本語表示に対応するという。
 

 
『Dystopians』は、サイバーパンクなディストピアでコロニーを建設するシミュレーションゲームだ。本作にてプレイヤーは、無法者からなる小さなグループを率いて勢力を拡大。格差社会のサイバーシティで、徐々に地位を確立していくこととなる。まずは、グループ内のメンバーの要求を満たしていこう。

拠点となる隠れ家は、さまざまにアップグレードすることができる。トレイラーからは、ドラッグの製造設備などを設置できることがわかる。こうした設備を用いて、資金収入の源とするのかもしれない。また拠点の外では、新たな人員をリクルートすることもできるようだ。ギャングとしての規模を拡大しながら、隣り合わせた地区まで影響の範囲を広めていこう。

雇用したギャングのメンバーはそれぞれ武装させ、任務に配備することができる。いずれのメンバーもAIで動くため、プレイヤーの命令と計画にもとづいて実行するのだ。メンバーそれぞれの能力をもっとも適切に発揮できるように派遣することが大事とのこと。クルーごとにステータスの差なども存在するのだろう。また、インプラント技術でサイバネティックな義肢を装備することもできるようだ。知性・体力・知覚・俊敏性など、装備する義装によって向上するステータスも変わってくる模様。
 

 
拠点の外の都市は暗く汚染されているが、活気に満ち溢れている。新しいビジネスを始めたり、ほかのクルーの仕事を請け負ったり、あるいは略奪と強奪に手を染めたり、幅広い活動ができるようだ。一方、警察や企業といった組織からの目をかいくぐる必要もあるという。トレイラーでは、拠点に襲ってくる敵をロケットランチャーで応戦する様子も見られる。アジトは必ずしも安全ではなく、迎撃用の準備も進めておく必要がありそうだ。

本作を手がけるデベロッパーSpace Boat Studiosは、ポーランドに拠点をおくスタジオだ。2021年には畜産シミュレーション『HOLY COW! Milking Simulator』をリリース。また、現在は『Dystopians』と並行して海賊シミュレーション『Pirate Simulator』も制作中だ。幅広いジャンルを横断する開発力に期待したい。
 

 
『Dystopians』はPC(Steam)向けに発売予定。リリース予定時期は後日発表されるとのことだ。

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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