FPS『Serious Sam: Siberian Mayhem』発表、Steamにて1月26日配信へ。ファン制作Modが正式採用、シベリアを舞台にエイリアンの大群に銃をぶっ放せ
パブリッシャーのDevolver Digitalは1月11日、FPS『Serious Sam: Siberian Mayhem』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、1月26日に国内配信予定。価格は2050円で、1月26日までは10%オフの1845円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Serious Sam: Siberian Mayhem』は、FPS『Serious Sam』シリーズの最新作だ。昨年配信された『Serious Sam 4』のスタンドアロン拡張パックという位置付けにあり、もともとは同作のModとしてロシアの開発者チームTimelock Studioが手がけていたところ、正式採用されたという経緯がある。そして、シリーズの開発元Croteamと共同で開発が進められている。
本作の舞台となるのは、ロシア・シベリアの広大な寒冷地帯。地球軍の最後の砦である主人公サム・“シリアス”・ストーンは、『Serious Sam 4』でも戦ったメンタルと呼ばれるエイリアンの軍勢にふたたび対峙する。サムはツングースカの旅をしていたところ、手助けしてくれる予想外の人物と追放者の一団と出会い、この未開の地に秘められた新たな物語を紐解くことになるとのこと。
本作には、北極の海岸線や、荒涼とした森林、廃墟と化した村、凍てついたゴーストタウンなどの5種類のステージが収録。かなり広いマップになるようで、役立つものから馬鹿げたものまでさまざま隠されている、探索しがいがある土地だという。そして、多彩な銃を駆使してエイリアンの大群を蹴散らすのだ。
圧倒的な火力は本シリーズの魅力のひとつ。本作では、AKや“ペルン”クロスボウなどの武器や、ガジェットと乗り物に新たなものが用意される。トレイラーでは、スノーモービルに乗れることがうかがえ、AK-47のような銃も確認できる。また、メンタル軍にも新たな敵キャラクターやボスが登場。予想の範疇を超えた力をもつ、恐ろしい生物も含まれているそうだ。
ファン制作によるModを正式採用する本作であるが、こうした柔軟な取り組みは『Serious Sam』シリーズならではともいえそうだ。これまでにも、Croteamが手がけるメインタイトルのほかに、『Nuclear Throne』の開発元Vlambeerによる『Serious Sam: The Random Encounter』や、『Shoot 1UP』などで知られるMommy’s Best Gamesが開発した『Serious Sam: Double D』、『Hammerwatch』の開発元Crackshellの『Serious Sam’s Bogus Detour』といった派生作品がリリースされている。そうした過去の作品では、開発元の特徴が色濃く反映されジャンルもさまざまだったが、今回はより正統派な内容となるようだ。
『Serious Sam: Siberian Mayhem』は、PC(Steam)向けに1月26日に国内配信予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。なお、『Serious Sam 4』所有者には特別な割引価格で提供されるとのこと。