インターネットカフェ経営シム『Internet Cafe Simulator 2』Steamにて配信。ネカフェ経営者としてお店を管理、時に街に繰り出しケンカ

 

デベロッパーのCheesecake Devは1月8日、インターネットカフェ経営シミュレーションゲーム『Internet Cafe Simulator 2』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は2050円で、1月15日までは15%オフの1742円で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応する。
 

 
『Internet Cafe Simulator 2』は、インターネットカフェ経営をおこなうシミュレーションゲーム。経営そのものだけでなく、経営者としての生活を体験できる3Dゲームである。朝アパートで起きると、治安が悪そうな街の路地を進み、小さなガレージのような自らの店に向かう。最初はガランとしており、ゴミや汚れがひどい。まずは清掃するところから始め、綺麗になったら管理用PCにて備品を注文しよう。備品や照明など、店内のアイテムは自由に配置可能だ。

PCはもちろん、机や椅子といった最低限の設備が整ったら、利用料を設定し、店をオープンしてお客を入れることができる。お客が支払う利用料によって、また新たな備品を購入するなどして店をアップグレードしていく。より性能の良いPCを導入したり、家庭用ゲーム機やアーケードゲームを追加したり、あるいは内装や照明に凝ってみたりと、できることはさまざまある。

また、管理用PCではお客からの評価を確認することができ、寄せられた不満を解消していくことも重要だ。PCゲームの購入や、トイレやエアコンなど設備の追加、食事の提供、PCの不具合への対処など、やるべきことは多種多様。そして夜になり1日が終わると、閉店してアパートに戻ることとなる。
 

 

 
本作にてプレイヤーは、経営者その人として自由に行動可能。店内の掃除や模様替えなど管理をおこなう以外に、街を散策することもできる。たとえばナイトクラブに行くと、併設されたカジノやスロットを楽しむことができ、勝つことができれば収入となる。本作では、ほかに仮想通貨を購入し日々のレートをチェックするなど、カフェ経営以外でお金を得る方法がいくつか用意されている。違法なビジネスに手を染めることもできてしまうという。

街にはさまざまな人がおり、話しかけて雇える場合も。雇用は管理用PCからも可能で、泥棒や暴漢のための用心棒や、サービスを提供する従業員として雇える。もちろん雇用にもコストはかかるため、場合によっては自ら対処しなければならないこともあるだろう。利用料を支払わず立ち去ってしまったお客がいた場合には、一定時間内に追いかけてぶちのめし、料金を徴収するのだ。
 

 
前作『Internet Cafe Simulator』は2019年にリリースされ、おおむね好評を得ている。続編となる本作では、基本的なゲームプレイを継承しながら、新たなメカニズムを導入するなど、より細かな表現に力を入れているようだ。現時点では、プレイヤーからいくつかバグの報告が寄せられているようだが、開発元は本作の開発を続けていくとしているため、今後それらの修正対応や、さらなるコンテンツの追加が期待できるかもしれない。

『Internet Cafe Simulator 2』は、PC(Steam)向けに配信中だ。