非対称マルチプレイホラー『The Texas Chain Saw Massacre』発表。「悪魔のいけにえ」モチーフに、殺人鬼側がチームプレイを発揮

 

Gun Interactiveは12月10日、マルチプレイヤーホラーゲーム『The Texas Chain Saw Massacre』を発表した。プラットフォーム、リリース日は明かされていない。 
 

 
『The Texas Chain Saw Massacre』は1974年のホラー映画「悪魔のいけにえ」をモチーフとした非対称マルチプレイホラーゲーム。同映画は、レザーフェイスをはじめとした殺人鬼一家による惨殺事件を描いた作品だ。非対称マルチプレイといえば複数の生存者と一人の殺人鬼という構図が多いが、『The Texas Chain Saw Massacre』においては、殺人鬼側がチームになるそうである。 

本作では、「ファミリー」が物語の重要な部分を占めるそうだ。ファミリーのメンバーがそれぞれどのように働くかは、プレイヤー次第であるという。奥の深いメタゲームや進行度システムが関わってくるそうだ。またレザーフェイスやヒッチハイカー、コックなどは、それぞれ異なるジョブに対応しており、違った役割を果たすという。それぞれが互いに作用しないと、効果的に動くことができないようだ。 

Gun Interactiveにてクリエイティブディレクターを務めるRonnie Hobbs氏は、少年時代から「悪魔のいけにえ」のファンだったそうだ。本作は、1983年以降はじめて同映画のライセンスを取得して制作されるゲームだという。本作の開発にあたっては、「悪魔のいけにえ」の共作者であるKim Henkel氏と協働。原作を尊重しながら制作したそうだ。 

また本作には、ゲーム版オリジナルのキャラクターも登場する模様。レザーフェイスやヒッチハイカー、コック以外にも殺人鬼が登場するようだ。新キャラクターの創造にあたっては、Kim Henkel氏の助力を得て実現したという。 

Gun Interactiveといえば、映画「13日の金曜日」をモチーフとした非対称マルチプレイホラー『Friday the 13th: The Game』を手がけたスタジオ。今回はまた別の傑作ホラー映画をモチーフに、殺人鬼側のチームプレイという新たな切り口を用いた非対称マルチプレイホラーを手掛けるようだ。 

『The Texas Chain Saw Massacre』のプラットフォーム、リリース日は今のところ明かされていない。