『ポケモンレジェンズ アルセウス』ビリリダマのヒスイのすがたお披露目。繋がり眉の「でんき・くさ」タイプ


株式会社ポケモンは12月10日、『Pokémon LEGENDS アルセウス(ポケモンレジェンズ アルセウス)』の新情報を公開。ビリリダマのヒスイのすがたを披露した。初代『ポケットモンスター』からおなじみのボールポケモンは、新たな装いをもって登場するようである。


ヒスイ地方に登場するビリリダマは、体内に無数の種子が詰まっているという。頭の穴から時々種子を噴出するようで、この穴を覗いても真っ暗で何も見えないため、体の中がどうなっているのかわからないとのこと。従来のでんき単タイプではなく、でんき・くさタイプとなるようだ。

ヒスイ地方のビリリダマはいつでも上機嫌で友好的な性格とのこと。ただし、テンションが高まると頭の穴からため込んだ電気を一気に放出するため、よく周りにいる人間やポケモンを感電させてしまうそうだ。些細な出来事ですぐに放電してしまうため、人里では厄介者扱いされているようである。たしかに、従来のビリリダマは眉間にシワを寄せたようなデザインで、訝しげな表情である。対するヒスイのすがたのビリリダマは、目の上に眉がつながったような表情が特徴で、陽気そうに見える。さながら「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉を彷彿とさせる。


『Pokémon LEGENDS アルセウス』公式サイトでは、昨日よりモンスターボールで埋め尽くされるような演出が施されていた。クリックしそれらのボールを片付けていっても、そのうちのどれかをクリックすると爆発するようなギミックが用意されていたが、このビリリダマを紹介する伏線だったようだ。なかなか粋な演出だっただろう。このビリリダマが、どのようなマルマインに進化するのか、楽しみである。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、アクションRPGである。対応プラットフォームはNintendo Switch。主人公は、古の時代のシンオウ地方であるヒスイ地方と呼ばれる場所で、初めてのポケモン図鑑作成を目指す。本作は従来作品よりもアクション性が強く、クラフトといった要素も取り入れている。新たなリージョンポケモンもこれまで公開されており、ガーディやウォーグル、ゾロアやゾロアークのヒスイのすがたが紹介されてきた。詳細は公式サイトをチェックしてほしい。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、2022年1月28日に発売予定。なお本日12月10日23時より、同作を題材にしたストップモーションアニメ「ヒスイ小噺」が公開予定。今回紹介されたヒスイのすがたのビリリダマが主人公になるとのこと。公開を楽しみにしておこう。