Steam高評価の環境破壊アクション『Teardown』大型アプデ配信にてキャンペーンモードが完成。新たなマップやロボットが登場
デベロッパーのTuxedo Labsは12月2日、現在Steamにて早期アクセス配信中の環境破壊アクションゲーム『Teardown』向けのアップデート0.9を配信した。キャンペーンモードの後半部分が追加され、同モードが完成している。
『Teardown』は、ボクセルグラフィックと物理演算を採用し、あらゆる環境を破壊できるアクションゲームだ。サンドボックスモードやチャレンジモードのほか、ストーリー性のあるキャンペーンモードも用意。プレイヤーは借金を抱える会社の経営者となり、お金を稼ぐために怪しげな人物からの依頼をこなしていく。
仕事の内容はというと、たとえば立ち退きを拒む古い住宅を“どかせ”たり、脱税疑惑のある会社のPCを“借りて”きたり、あるいは依頼者の船が停泊できるよう港湾にスペースを“作ったり”など。さまざまなツールや車両を使いながら、オブジェクト破壊によって任務達成を目指すのだ。警報や警備員が存在することもあり、下見段階でしっかり計画を練り、必要ならばあらかじめルートを構築しておくことも重要となる。
今回キャンペーンモードには、さらなるロケーションやミッション、ツールが追加。新たなキャラクターも登場するほか、ロボットも用意された。警備ロボットして配備されており、プレイヤーはその対処も求められるようだ。また、マップ内では竜巻が発生する場合があり、本作の環境破壊要素にさらなる混乱をもたらすこととなる。
アップデートではキャンペーンモードの仕上げのほかにも、Mod対応の拡充も実施されている。大きな要素としては、パスファインディング機能の実装や、ロボット制作機能が挙げられている。Mod開発者は、自らのロボットを作ることができパトルパスとのこと。今後については、数日間はキャンペーンモードへのプレイヤーの反応をうかがい、正式リリースに向けた開発に戻るそうだ。
本作は、昨年10月に早期アクセス配信を開始し、これまでに新たなマップやチャレンジなどのコンテンツの追加や、Steam Workshopへの対応、フォトモードの追加などを実施。また、本作の特徴でもある破壊表現と物理演算のパフォーマンスの改善も進められてきた。Steamのユーザーレビューでは、現時点で95%が好評とする「圧倒的に好評」を得ており、またいくつかの賞も受賞。すでに大きな成功を手にしてる。
『Teardown』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。正式リリースは、2022年第1四半期に予定されている。ちなみに、本作は12月7日まで20%オフセールが実施されている。