サイバーパンクRPG『Mechajammer』12月2日配信へ。荒廃したオープンワールドを冒険

Modern Wolfは11月14日、Whalenought Studiosが手がけるサイバーパンクRPG『Mechajammer』を、12月2日に配信すると発表した。『Mechajammer』は、荒廃した未来の世界を舞台にする、サイバーパンク・ホラーRPGだ。

パブリッシャーのModern Wolfは11月14日、Whalenought Studiosが手がけるサイバーパンクRPG『Mechajammer』を、12月2日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。


『Mechajammer』は、荒廃した未来の世界を舞台にする、サイバーパンク・ホラーRPGだ。「ターミネーター」や「ロボコップ」といった1980年代のSF映画作品から影響を受けており、ダークで荒々しい世界観や物語が特徴だという。プレイヤーは仲間とともに敵対組織が支配するエリアに迷い込み、ミッションをこなしながら脱出を目指す。

本作はドット絵で描かれる俯瞰視点を採用。いかにもサイバーパンクな雰囲気をもつ都市や、壁外に広がるジャングル、あるいはオカルト組織が潜む地下などのエリアが存在。オープンワールドとして表現されており、プレイヤーは自由に探索可能だ。そのなかで傭兵やギャング、盗賊などと出会い、仲間に引き入れていくこととなる。またゲーム開始時には、いくつかの質問に答えるかたちで、主人公がどのような背景をもつキャラクターなのかを決定し、プレイスタイルを選択できるという。


敵と接した際にはさまざまな戦略をとることができ、戦わずステルスプレイに徹することも選択肢のひとつ。一方戦闘を選択すると、ターン制バトルに突入する。本作では、ひとりひとりターンをこなしていくのではなく、同時進行することが特徴だという。そのためアクションが可能になった際には、敵がどのような行動を取ろうとしているのかを素早く判断することが重要になる。

たとえば、自分の方が先に行動できると判断し先制攻撃したり、防御に徹したり、あるいは回り込んで攻撃をかわし側面から銃で反撃したり。ターン制でありながら、刻々と変化する状況を見極めるリアルタイムでの判断が勝敗を分けるのだ。もちろん、仲間への指示も同時にこなすことになるのだろう。

*今年6月に公開された発表トレイラー


本作では先述した映画作品に加え、ストーリー面では「ニューヨーク1997」からの影響もあるとのこと。世界を救ったり、力を合わせて強大な敵に立ち向かったりといったありふれた物語ではなく、ただ主人公が生き残るためにもがく、無骨でシンプルな作品を目指しているそうだ。そしてゲームを進めるなかではさまざまな選択に迫られ、プレイヤーがどれを選ぶかによって物語は変化していくという。

『Mechajammer』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに12月2日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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