ほのぼの島探索アクション『Trading Time: A Croak Tale』前日譚が無料配信、日本語対応。小ぶりな島で小気味よく遊び回る

Merge Gamesは11月12日、『Trading Time: A Croak Tale – Prologue』を配信開始した。デモに、実績要素を盛り込んだアップデート版となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

Merge Gamesは11月12日、『Trading Time: A Croak Tale – Prologue』を配信開始した。今後発売予定のゲーム『Trading Time: A Croak Tale』の前日譚となっており、無料で同作のプロローグを楽しめる。今回のプロローグ版は、Steam Next Festに出展されていたデモに、実績要素を盛り込んだアップデート版となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。


『Trading Time: A Croak Tale』は、アクションアドベンチャーゲームだ。開発は、デンマーク・コペンハーゲンに拠点を構えるスタジオHalf Past Yellowが担当する。主人公となるのは船乗り。小さな船で航海していた主人公は、ある日嵐に巻き込まれ遭難。船はバラバラになり、とある島へと流れ着く。そこは、謎が多く眠る、自然にあふれた不思議な島だった。島を探索したり、住民を助けたりしながら、船の修理と島からの脱出を目指す。

『Trading Time: A Croak Tale – Prologue』は、本編に登場する船乗りが遭難するまでに何をしていたかを描く前日譚。プロローグでは、流星の落下を目撃したことをきっかけに、謎の島へと到着。船乗りが大事に抱えるサンショウオがシャーマンに盗まれたことで、彼らの儀式を手伝うことになる。


船乗りはこの小さな島を走り回り、アイテムを収集。「Trading Time」との題にもあるように、本作では物々交換が鍵を握る。船乗りはさまざまなアイテムを持ち上げることが可能。オブジェクトを持ち運ぶことで、お目当てのもの届けたり、あるいは交換したりしながら、住民たちの要望を聞いてあげよう。ただし、モノによってはすぐ壊れたりするものもあるので、取り扱いに注意。

アクションはかなり小気味よく、段差や崖などアスレチックな地形も多いので、爽快なゲームプレイが楽しめる。ゲーム内にはテキストが存在せず、アイコンのみの会話になっているが、おおむね理解できるだろう。プロローグ版を遊んだ限りでは、登山アドベンチャー『A Short Hike』に近い毛色の作品になっている印象だ。ゲーム本編では、釣りや滑空などを含めたさらに多彩なアクションが楽しめるようである。


『Trading Time: A Croak Tale – Prologue』はSteamにて無料配布中。『Trading Time: A Croak Tale』本編も、Steam向けに配信予定だ。




※ The English version of this article is available here

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

記事本文: 5193