オープンワールド・サバイバルホラー『WRONGED US』正式発表。血にまみれた異様な存在が彷徨う、荒廃した町を探索

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デベロッパーのDelusional Studioは11月24日、オープンワールド・サバイバルホラーゲーム『WRONGED US』を正式発表した。対応プラットフォームはPCおよびコンソールで、2023年発売予定。


『WRONGED US』は、オープンワールドで表現された小さな町を舞台にする、物語主導のサバイバルホラーゲームだ。ゲーム内容についての情報はまだ少ないが、トレイラーからはアイザックという名の男性が主人公であり、誰かを探してこの町に帰ってきたことがうかがえる。

町はひどく荒廃した様子で、人の気配は少ない。また、電柱には行方不明者の情報を求めるチラシが多数貼り付けられており、何か良からぬ事態が発生していることを思わせる雰囲気である。それでもまだ住民は存在し、プレイヤーは三人称視点で町を自由に探索しながら、そうした住民と出会うことになるという。住民たちは武器を手にし、何かを警戒している様子だ。またある女性が、皆いなくなってしまいもう手遅れだと主人公に語る場面もある。


トレイラーでは、普通の住民とは明らかに異なる存在に遭遇するシーンもある。十字架を担いで歩く者や、血まみれのキッチンで何かを“調理”する者、あるいは素早く這うように移動する者や、異様に背の高い腕のない者など。主人公は、見つからないように息を潜めて行動したり、銃で攻撃したりしている。本作では、こうした敵となる存在から生き延びながら、物語を進めていくことになるのだろう。パズル要素も存在するとのこと。指をすべて切り落とされた子供と出会う場面もみられ、凄惨な描写を多分に含む作品となりそうだ。

本作は、『ダークソウル』からオープンなフィールド構成やNPCクエストを、『サイレントヒル』からは物語や舞台設定などを、そして『バイオハザード』からゲームプレイメカニクスの面で影響を受けて開発しているそうだ。住民から請け負えるクエストに関してはUIが一切存在せず、どこへ向かうのかや、いつクエストが始まり終わったのかも示されないとのこと。

*今年10月に公開されたティザートレイラー

WRONGED US』は、PCおよびコンソール向けに2023年発売予定だ。もともと2022年の発売を計画していたが、本作について何らかの方針転換をしたことで延期したとのこと。また、開発は現在たったひとりでおこなっており、将来的にはスタッフを雇うことになるだろうとしている。

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