Warner Bros. Gamesは11月18日、対戦アクションゲーム『MultiVersus』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。2022年に配信開始予定で、基本プレイ無料となる。また本作はクロスプラットフォーム、クロスプログレッションに対応するとのこと。
『MultiVersus』はさまざまなアメコミやカートゥーンキャラクターが入り乱れて戦う対戦アクションゲームだ。出典としては「バットマン」「アドベンチャータイム」「トムとジェリー」「スティーブンユニバース」など、数多くの作品のキャラクターが登場。原作では見られないクロスオーバーが実現し、チームバトルを繰り広げるのだ。
『MultiVersus』の基本となるルールは2対2のバトルで、チームプレイに焦点が当てられているという。それぞれのキャラクターは、チームの連携を高める独自の能力を保有している。たとえばバットマンはスモークボムで煙幕を発生させ、チームメイトの動きをカバーすることが可能だ。またスティーブンはシールドを作り出し、相手の攻撃を防御することができる。ワンダーウーマンは真実の縄を投げ、ステージから落ちそうな仲間を引き戻すことが可能。バッグス・バニーは味方も潜れるトンネルを作り、ステージ上でポータルとして利用することができるのだ。
モードとしては2対2のほか、1対1のタイマンバトルや、4人でのフリーフォーオールも用意されている。ほか、トレーニングモードで腕を磨くことも可能。さらにランクマッチも用意されており、自身の実力を試すことが可能だ。対戦環境構築にも力が入れられており、配信開始日から、ラグのないレスポンシブな挙動や、安定したサーバーを運用できるように注力しているとのこと。ほか、ギルドなどソーシャル機能も充実しているという。ギルド同士で挑戦することも可能だそうだ。ランキングなども用意され、実力を示すことができるという。
本作ではキャラクターカスタマイズが可能。外見を変更できるさまざまなスキンが用意されているほか、キャラクターのパークを組み合わせることができるようだ。プレイスタイルや、チームメイトとの連携も考えて独自のロードアウトを構成するといいだろう。またデイリーミッションのようなものも用意されている模様。「5人をリングアウトさせる」「フルチャージした攻撃を敵に当てる」といった内容を確認でき、それぞれを達成することで経験値が得られるようだ。こうしたミッションを重ねることで、成長要素もあるのだろう。
ステージとしても、さまざまな作品の舞台が登場する。「バットマン」のバットケイブや、「アドベンチャータイム」のツリーハウスなどが戦場になるようだ。それぞれのステージに動く足場などのギミックも用意されており、各ステージの特色に合わせた戦い方が必要とされるだろう。本作はライブサービスとして運営され、定期的なアップデートが予定されているそうだ。新しいキャラクターやステージ、モード、スキンなどが追加されるほか、1年を通じたイベントも実施予定とのこと。運営型のゲームとして展開されるのだろう。
『MultiVersus』は2022年、 PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに基本プレイ無料で配信予定。公式サイトではプレイテストの参加を募集している。