PS4/PS5版『moon』『BLACK BIRD』が12月16日発売決定。Onion GamesがおくるアンチRPGとダークシューティング

Onion Gamesは11月16日、『moon』および『BLACK BIRD』のPlayStation 4/PlayStation 5版を12月16日に全世界同日配信することを発表した。

Onion Gamesは11月16日、『moon』および『BLACK BIRD』のPlayStation 4/PlayStation 5版を12月16日に全世界同日配信することを発表した。 
 

*Nintendo Switch版『moon』トレイラー 

 
『moon』はラブデリックが開発し、1997年にアスキーから発売されたゲームの移植作。ゲームのなかの世界に吸い込まれてしまった少年の冒険を描くアドベンチャーだ。この世界では、RPGの主人公である「勇者」が経験値稼ぎのため、罪のないアニマルを殺戮している。少年は勇者が殺したアニマルの魂を救済しながら、世界中の「ラブ」を集め、成長していくこととなる。 

本作では、さまざまなキャラクターが登場。住人たちは曜日や時間でさまざまな行動をとる。朝になると花屋が職場に出勤し、お城の兵士達は持ち場につく。夜な夜な秘密の趣味に興じる人もいれば、毎日のんびり釣りをする人もいるなど、一定のスケジュールで行動が変化するのだ。こうした住人たちの生活を観察し、特定の行動をとることで、住人が隠している「秘密のラブ」も発見することができる。 
 

 
『BLACK BIRD』はダークな世界観で展開するシューティングゲームだ。ある日、街角で死んだ哀れな少女が、不気味な「黒い鳥」に生まれ変わる。プレイヤーは黒い鳥として、王国に災いをふりまくのだ。本作はドット絵で描かれる、ノスタルジックな童話のような美しいゲーム画面が特徴。ステージをクリアすることで、世界観の裏に隠されている物語の秘密に近づくことができる。プレイ中には架空の言語で歌われる不思議なオペラ曲が流れ、BGMと敵の動きがシンクロするといった演出面にもこだわりが見られる。 

高得点を叩き出せば真のエンディングに到達し、物語の真相を目撃することが可能。プレイヤーの腕前次第でエンディングが分岐するため、何度も繰り返し遊ぶことができる。またクリア後に登場するトゥルーモードでは、新しい敵が登場し、高いスコアをゲットできる隠れキャラなどが多数登場。コンボシステムやボムシステム、隠れキャラの巻き込みなど、さまざまなテクニックを駆使するのだ。スコアアタックでランキングトップを狙うなど、やり込み要素も用意されている。 

『moon』および『BLACK BIRD』PS4/PS5版は、12月16日発売予定だ。なお『moon』はNintendo Switch版が、『BLACK BIRD』はPC(Steam)/Nintendo Switch版がすでに発売中。『moon』のPC版(Steam)も発売予定で、発売日については後日発表される。また、12月23日にはOnion Games の公式 YouTube チャンネルにて公式忘年会「みんなで飲んで忘年する会(仮)」を開催するとのこと。スタジオのファンはチェックしておくといいだろう。 




※ The English version of this article is available here

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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