ローグライトシューター『SYNTHETIK 2』Steamにて早期アクセス配信開始。「圧倒的に好評」を得た前作からさらなる進化を目指す

デベロッパーのFlow Fire Gamesは11月11日、『SYNTHETIK 2』の早期アクセス配信を開始した。『SYNTHETIK 2』は、機械に支配された世界を舞台にする、ローグライク要素のあるトップダウンシューターだ。

デベロッパーのFlow Fire Gamesは11月11日、ローグライトシューター『SYNTHETIK 2』の早期アクセス配信をPC(Steam)にて開始した。価格は2050円で、11月19日までは10%オフの1845円で購入可能。

本作は、2018年にリリースされSteamのユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を獲得している『SYNTHETIK: Legion Rising』の続編だ。前作は2Dグラフィックを採用していたが、本作では3Dグラフィックにてビジュアルをアップグレードさせたほか、キャラクターや環境の物理表現も進化している。
 

 
『SYNTHETIK 2』は、機械に支配された世界を舞台にする、ローグライク要素のあるトップダウンシューターだ。プレイヤーは人類側の兵力であるアンドロイドとして、Machine Legionと呼ばれる機械勢力に立ち向かう。ステージ構成はプレイするたびに自動生成され、屋外の基地や、未来的な施設内などの環境が登場。トラップが配置されたエリアも存在し、配備された敵を倒しながらステージの出口を目指し、さらに次のステージへと進んでいく。

プレイヤーキャラクターであるアンドロイドは、早期アクセス配信開始時点ではGrenadier・Chrono Trooper・Riotguardの3種類のクラスから選択可能。それぞれ初期武器が異なるほか、個性的なアビリティを備える。たとえば、Grenadierはグレネードを投げることができ、Chrono Trooperはシールドのリチャージを加速させるエネルギードームを設置可能。Riotguardは、ライオットシールドによるアーマーを追加できる。ほかにも複数のアビリティがあり、クールダウン制にて発動可能だ。
 

 

 
前作にて好評だった本格的なガンプレイは、3Dグラフィックになった本作でも継承。トップダウンシューターではあるがヘッドショットの概念があり、弾薬が限られるなかでは、的確にエイムし敵を仕留めていくことが重要となる。また、銃の種類によってはリロードは弾倉を抜くところからおこなう必要があり、時折ジャムる(弾詰まり)こともある。

新たな銃はステージ内で入手可能。所々に配置されたクレートからランダムに獲得できるほか、ショップにて購入することもできる。お金は倒した敵がドロップし、ほかにも弾薬や回復アイテムなどをドロップすることもある。こちらもランダムだ。銃は、ピストルからライフル、ショットガン、グレネードランチャーなどさまざまな種類が登場。威力は低いがリロードが速かったり、あるいはその逆だったり、また連射は効くが集弾率が低かったりなど、性能もさまざまである。

ステージでは、要所要所に複数の敵が配置されている。早期アクセス配信開始時点では2種類の勢力が存在。それぞれに人型ロボットタイプやドローンタイプなど複数のロボットがおり、なかにはアーマーをもつものや増援を呼ぶもの、テレポート能力をもつものなど厄介な敵もいる。遮蔽物を利用するなどしながら、多くの敵に囲まれないよう戦略的に立ち回りたい。また、強力な武器を入手できる特別なクレートを開けると、特に手強い敵が駆けつけることもあり、そうした場面では選択と判断が求められるだろう。
 

 

 
道中では武器のほかにも、さまざまなアップグレードを入手できる。プレイヤーキャラクターを強化しながらステージを進んでいくのだ。敵を倒していくことで、武器もまたレベルアップしていく。そして、ひとつのステージ環境の最後にはボスが待ち受けており、倒すことができれば、また別のステージ環境へと移行する。一方、死んだ場合は入手した装備をすべて失い、最初からやり直し。ただ、それまでに獲得した経験値によってクラスごとにレベルアップできるほか、新たな初期武器をアンロックする要素も用意されている。

本作には、キャンペーンモードやトレーニングモードに加え、UniversEditと呼ばれるモードも用意。いわばプログラミング知識なしでModのようなものを作成できる機能となっており、本作のあらゆる要素をカスタマイズしプレイできる。また、作成したModはほかのプレイヤーと共有することも可能だ。
 

*アルファ版のゲームプレイ映像

 
本作は、2022年内に正式リリース予定。早期アクセス配信期間中には、新たなクラスやステージ環境、ボスなど、あらゆるコンテンツを拡充していく計画だという。公式サイトでは、いくつかのコンテンツについてどれを先に実装すべきか、ファンによる投票を受け付けている。また、現時点ではシングルプレイのみの対応となっているが、近く最大4人でのオンライン協力プレイをサポートする予定とのことだ。

『SYNTHETIK 2』は、PC(Steam)にて早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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