バイク・メトロイドヴァニア『Laika: Aged Through Blood』正式発表、2022年配信へ。バイクと銃で突き進む復讐の道

 

パブリッシャーのThunderfulは11月11日、Brainwash Gangが手がけるアクションゲーム『Laika: Aged Through Blood』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2022年配信予定。
 

 
『Laika: Aged Through Blood』は、文明崩壊後の世界を舞台にするアクションゲームだ。西部開拓時代をモチーフに、擬人化された動物たちが暮らす世界として表現されており、プレイヤーは侵略者に虐げられているコヨーテ部族の女性戦士として、奪われた土地を取り戻すため復讐の旅に出る。

本作はサイドビューの2Dゲームであり、プレイヤーはオフロードバイクに乗って、荒野や荒廃した市街地などを進んでいく。坂を使ってジャンプしたり、空中で宙返りしたりなど、アクロバティックなバイクアクションや、それを可能にするステージ構成が特徴のひとつとなるようだ。

ちなみに、本作は“Motorvania”ゲームであるとうたわれている。おそらく、バイク(Motor)とメトロイドヴァニアを掛け合わせた言葉だろう。本作のマップは広大でオープンな環境として表現されており、プレイヤーはそのなかを探索しながらゲームを進めることになるそうだ。
 

 

 
道中では、侵略者である兵士たちが襲ってくる。本作はガンアクションゲームでもあり、プレイヤーはバイクで走行しながら銃で戦う。バイクでジャンプした際には、スローモーションを発動させることができ、的確に敵を仕留めていくことが可能だ。そしてステージを進むなかでは、巨大なボスとの戦いが待っている。トレイラーでは、ブルドーザーに乗ったボスや、多数の兵士を伴う蛇のように長い首をもつ巨鳥などが確認できる。

本作は6章以上のストーリーで構成。主人公であるコヨーテ戦士は母親であり、娘との絆や、旅の目的である復讐、そして喪失を描く物語になるという。また、旅先ではさまざまなNPCとの出会いもあり、交流を通じてミッションを受けることも。ミッションの数はかなり多く、報酬として新たな装備を入手できるそうだ。
 

 
本作を手がけるBrainwash Gangは、『The Longest Road on Earth』や『Grotto』『Nongunz』といった作品の開発元として知られる。独特の手描きイラスト調のビジュアルや、動物を擬人化したキャラクターなどは、同スタジオの特徴的なスタイルともいえる。同スタジオは今年4月、独自イベントを開催し本作を披露。そして今回、Thunderfulが販売元を担当することが決定したかたちだ。

『Laika: Aged Through Blood』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2022年配信予定。