『あつまれ どうぶつの森』にて、ジャスティンとレックスの新たな関係性が明らかに。人気のふたりを取り巻く“どうぶつ関係”

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『あつまれ どうぶつの森』において、人気の2人組の関係性に新たな展開が見られたとして、話題になっている。本作においては、時折島にゲストキャラクターがやってくることがある。そのなかには、ムシやサカナを高額で買い取ってくれるキャラクターも存在。それがレックスとジャスティンだ。
  

ムシ好きとサカナ好きのふたり 

レックスは、ムシの造形美を愛してやまないカメレオンの青年。ムシに対して並々ならぬフェティシズムをもつ芸術家肌で、買い取りのほかムシの模型制作も請け負ってくれる。一方、ジャスティンは少々チャラくも快活な青年。島々を旅しながら、自撮りも楽しみつつイケてるサカナを収集している。ジャスティンにサカナを渡すと、サカナの模型を作ってもらうことが可能だ。 

ただし、ジャスティンに依頼して受け取ることのできる模型は、ジャスティン自身が制作しているわけではない。実はサカナの模型もまた、ムシ愛好家のレックスが制作を引き受けているのだ。ジャスティンが模型制作依頼を受けたのち、レックスに実際の制作を発注しているのである。レックスとジャスティンの関係性については、ジャスティンの口から詳しく聞くことが可能。お互い家族ぐるみでの付き合いがある幼馴染で、現在はルームシェアする仲だという。ジャスティンはレックスの模型作りの才を認めており、良好な関係を築いていることがうかがえる。 

そんな2人の詳細な関係性については、さまざまな解釈がある。興味深いのは、国内と国外で受け取り方に幅がある点だ。というのも、日本語版にて模型制作の説明をする際、ジャスティンは「制作は 友達のアーティストに 頼むから~」と発言。ここでは、レックスのことを“友達”と表現している。一方、英語版では表現がやや変化。ジャスティンはレックスのことを“my partner(パートナー)”と表現しているのである。 
 

 
パートナーという単語は、広い語義で使われる言葉だ。「仕事仲間・相棒」といった意味合いで用いられることもある一方、恋人・配偶者を指す場合にも使われる。そのためジャスティンとレックスの関係性については、友人同士と捉えるユーザーもいれば、恋愛関係であると解釈するユーザーも存在していた。国内版・国外版の言語の違いから解釈に幅が生まれた、ユニークな事例といえるだろう。一方、海外向けの公式ガイドブックでは両者の関係を「ビジネスパートナー」と表現。実はそれほど親密な仲ではなく、仕事上のドライな付き合いなのでは? との説も発生し、さらに多彩な解釈の幅が生まれていた。 

こうした状況があるなか、11月4日に配信された無料大型アップデート(Ver.2.0)により、ジャスティンとレックスの関係性の新たな側面が見えている。 

【以下、無料大型アップデート(Ver.2.0)のネタバレを含むため注意】 

 
新コンテンツで明かされる仲良し度 

まず注目したいのは、有料DLC「ハッピーホームパラダイス」における要素だ。同DLCでは、さまざまな住民をリゾート地に呼び、理想の別荘を作ってあげることが可能。amiiboを使えば、NPCを含む特定のキャラクターの別荘を制作することも可能だ。ジャスティンとレックスについてもamiiboカード第5弾にてカード化を果たしているため、呼び出しが可能である。 

この2名の別荘呼び出しについては、実はちょっとした秘密がある。ジャスティンとレックス、いずれか片方を呼び出すと、もう一方も自動的についてきてルームシェアをすることになるのだ。どちらか片方のamiiboカードしかもっていなかったとしても、設定どおり同居を再現することが可能というわけである。両名とも別荘を提案すると、同居人を呼ぶことにかなり積極的。仲の良さを感じさせる一幕だ。 
 

 

 
さらにほかにも、レックスとジャスティンを深く知ることができる機会がある。それは、喫茶ハトの巣だ。博物館に開店する喫茶店では、コーヒーを飲みに訪れるさまざまなどうぶつたちのこぼれ話が聞ける。別荘同様、amiiboカードを使うことでレックスとジャスティンを呼び出すことが可能。こちらもレックスを呼べばジャスティンが、ジャスティンを呼べばレックスが一緒に来店する仕様となっている。 

両者とも、ムシとり大会・釣り大会のあとにハトの巣へ立ち寄り、ひとりで打ち上げをするのが楽しみだという。とはいえ、相棒同士で訪れる喫茶店も楽しんでいるようだ。このほか、2人とも家では生活時間が合わずバラバラにコーヒーを飲んでいるといったエピソードも。またレックスがジャスティンの使うルアーを作ってあげているといった、交流の様子を聞くこともできる。 
 

 
世代を超えた絆物語 

ジャスティンとレックスについて知ることができる機会はこれだけではない。実は、彼らの父親も喫茶ハトの巣に呼び出すことができるのだ。ジャスティンの父親は、うおまさ。過去作にて釣り大会の主宰として登場していたビーバーのどうぶつだ。うおまさを呼び出すと、息子ジャスティンと一緒に来店する。親子水入らずの会話を聞くことができるのだ。うおまさはジャスティンと離れて暮らしていることもあり、久々に会う息子の元気な姿を喜んでいるのが微笑ましい光景である。 

一方のジャスティンはというと、レックスについての言及が多いのが印象深い。自分たち若い世代はムシやサカナのビジュアルに関心が強いとしつつ、父親世代は味への興味が強いと分析。たとえ家族であっても価値観が違うのは当然のことであると、非常に大人びた見解を述べている。普段は軽いノリのジャスティンだが、その内側には思慮深さも秘めているようだ。 
 

 
そしてもう1人、彼らに関連するキャラクターが存在する。それは、カメヤマさんだ。カメヤマさんも過去作にてムシとり大会を主宰していたキャラクターである。うおまさ同様、amiiboカードを使うことで久々にその姿を確認することが可能だ。実はカメヤマさんとレックスもまた親子関係。そんなわけで、カメヤマさんを呼ぶと息子も来店する……かと思いきや、そうではない。カメヤマさんについては、友人のうおまさとやってくるのである。 

カメヤマさんは柔和な物腰で、息子を気にかけているのはうおまさ同様。しかし親子関係はなかなか複雑な事情があるようだ。いわく、父も子もムシが好きなのは同様であるものの、方向性が違っており、なかなか認めてもらえないのだという。先述したジャスティンの言葉や、レックスが普段から「ムシはエサじゃない」と公言していることを合わせて考えると、カメヤマさんとレックスは「ムシを食べるべきか否か」という方向ですれ違いが生じてしまっているようだ。 

そのためカメヤマさんはレックスとうまく交流できておらず、うおまさの口を通じて息子の様子をうかがい知っているという。ちなみに、そのうおまさにレックスの様子を伝えているのはもちろんジャスティンである。親世代を呼び出すことで、カメヤマ・レックスの親子関係をジャスティンが間接的に取り持っている、切なくも深い交友関係が浮き彫りになった。 
 

 
無料大型アップデートの新コンテンツ追加により、さらなる関係性が見えたレックスとジャスティン。両者の複雑な親子関係を交えつつ、強い絆で結ばれているようだ。今回の新情報を機に、「やはり2人は恋人だった」というニュアンスで報じる海外メディアも存在する(Kotakuなど)。一方、ユーザーの間では、友人関係・恋愛関係の解釈はいまだ分かれている様子だ。 

登場するどうぶつたちのバックグラウンドについて自由に想像を膨らませることができるのも、『あつまれ どうぶつの森』の懐の深さといえるだろう。両者に限らず、今回のアップデートではさまざまなどうぶつたちの人間(?)模様が明らかになった。追加コンテンツを通じて、どうぶつたちとの交流を改めて楽しむといいだろう。 
 

*仲良し2人に危機が訪れる不穏な前触れも? 




※ The English version of this article is available here

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