アパート住民監視ゲーム『Beholder』Steamにて期間限定で無料配布中。日本語対応


Alawar Entertainmentが、『Beholder』をSteamにて期間限定で無料配布中だ。期限は11月12日午前3時まで。Steamストアページにアクセスし、ゲームをライブラリに追加しておけば、配布期間終了後もゲームをプレイできる。配布されるゲームの数には上限があるほか、無料配布にてゲームを入手した場合は、トレーディングカードがドロップしないので、注意しておこう。


『Beholder』は、アパート住民監視ゲームだ。本作の舞台となるのは、陰鬱とした近未来の統制国家。国の役人である主人公はアパートの運営を委ねられる。プレイヤーに課せられた任務は、アパートの円滑な管理・運営ではなく、国に敵対する“反乱分子”を見つけ出すこと。表面的には住民と友好的な関係を築きながら、住民の不在時には部屋に忍び込み監視カメラを仕掛けるといった行動を仕掛けていく。普段の会話からの読み取りだけでなく、覗き見や盗聴器など使って、彼らの動向を監視せよ。反乱分子は、潰さなければいけないのである。

彼らを厳しく監視し、処罰することができる。またあるいは彼らに慈悲を与えることも可能である。住民とは交流することもでき、信頼関係を築くこともあるだろう。しかし、その裏では、自分と家族の生活がかかっている。不穏分子の許容は家庭の崩壊につながりかねない。いずれにせよ、プレイヤーは自分のとった行動に向き合うことになるだろう。


『Beholder』は、統制国家を舞台とした陰鬱なゲームとして高い評価を獲得。その後続編の開発やドラマ化などにも発展している。現在は最新作『Beholder 3』が開発中で、同作のプレイテスト告知を兼ねて初代が無料配布されているようだ。『Beholder』のゲーム内のテキストは日本語に対応。リリース当初は機械翻訳ベースで読みづらかったが、その後アップデートされクオリティは若干改善されている。抑圧的であり好みが分かれるゲームだが、自由度が高くユニークな作品でもあるので、これを機にプレイしてみるといいだろう。

『Beholder』は、Steamにて11月12日3時まで無料配布中だ。