『ポケモン』ダイパリメイクのリークと思わしき画像や映像が、ネットに出回る。要注意

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今月11月8日頃より、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』に関する情報がネット上に出回っているようだ。映像媒体を介して拡散されているが、真偽は不明。またそうした画像や映像を投稿したユーザーが、アカウントを削除するなど、株式会社ポケモンも取締りを強化しているようだ。

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、2006年にニンテンドーDS向けに発売されたRPG『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク作だ。対応プラットフォームはNintendo Switch。


リメイク版では、懐かしの見下ろし視点はそのままに、最新技術にてシンオウ地方が描かれる。フィールド上は頭身の低いキャラが動き回る原作準拠仕様。一方でバトルでは頭身が高いキャラたちが戦う、3Dの躍動感ある戦闘が描かれる。開発を手がけるのは、ゲームスタジオのイルカ。イルカ側のディレクターは植田祐一氏だ。また本作を共同開発するゲームフリークからは、増田順一氏がディレクターとして参加する。

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の発売日は、11月19日。1週間以上先である。にもかかわらず、ゲーム本編と思わしき画像や動画が、11月8日頃からネット上に出回っている。きっかけとなったのは、Redditのr/PokeLeaksへの投稿。「早くゲームが入手できた」と主張するユーザーが、ゲーム内の画像とともにスマホから撮ったと思われるゲーム内スクリーンショットを公開した。

さらにその後、別のユーザーが今度はYouTubeにてマップ情報などを含んだ2分の動画を公開。また別のYouTubeユーザーも、ジムバトルやギンガ団との戦闘を映す映像を投稿。一度ネット上に投稿された情報は“別の誰か”によって再投稿されたり拡散されたりしており、波及の範囲を広げている。ほか、同作の要素について詳細に書き込む投稿が見られ、r/PokeLeaksでは「ゲームを手に入れた」と報告する別の投稿が寄せられている。

一方株式会社ポケモンもこうした状況を見過ごしておらず、各投稿についてはユーザーが自身のアカウントを削除したり、もしくはアップロードサイト経由で画像が削除されたりと、同社が手を打っているようだ。しかしながらその後も、各SNSでさまざまな情報が投稿されている。

『ポケモン』シリーズは、かねてからリークに苦しめられており、『ポケットモンスター ソード・シールド』がリーク被害に遭ったことは記憶に新しい。リーク者としては、メディア関係者や印刷会社の従業員が特定され、その後処分を受けたり示談金を支払ったりと、然るべき処罰を受けた(関連記事)。彼らは「株式会社ポケモンと契約を結んだ会社の従業員」だった。今回のリーカーは、筆者の観測する限りでは「北米パッケージ版を先行入手したユーザー」が中心という印象。ユーザーたちが、このパッケージ版をどのように入手したかで、誰が対象となるかは変わるものの、リーカーたちは然るべき処分を受けるかもしれない。

なお、『ポケットモンスター ソード・シールド』のリーク時には、株式会社ポケモンは「未公開情報を流出され、広報戦略が害されたことで損害を被った」として訴訟に踏み切った。つまり、ユーザーにとって未公開情報に関与する行為には訴訟されるリスクがあるということだ。またリーク情報を周囲に広めるにあたっては、サプライズを奪うという点で、周囲のユーザーに迷惑をかけうることも留意しておくべきだろう。『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』はリメイク作品であるが、何が変わったか、何が変わっていないか、自分の目で確かめたい人がおり、彼らの楽しみを害しかねないということだ。

なお『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』においては、発売日以降にアップデートが実施され、それによって実装される機能やモードもあると、公式サイトに記載されている。もしネット上で本作のリークらしき情報を見たとしても、それは製品版相当のものではない可能性が高い。製品について誤解してしまうリスクがある点でも、こうした画像や動画を見るべきではないだろう。いずれにせよ、これらの情報については、取り扱いに注意したいところである。

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、11月19日発売予定だ。

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