SFコロニー運営シムEpic Gamesストアにて『Aven Colony』期間限定で無料配布中。太陽系外の異星を開発

 

Epic GamesストアにてPC版『Aven Colony』の無料配布が開始されている。同ストアのアカウントにログイン、あるいは新規作成してゲームを入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は11月12日午前1時まで。定価は2980円となっている。日本語には対応していない。


『Aven Colony』は、未開の惑星を開拓するコロニー運営シミュレーションだ。住居や清浄な空気、電力を確保することでインフラ設備を整えて、入植地を発展させる。さらに、原生生物や定期的に訪れる極寒の夜に対策する必要もあるゲームだ。Mothership Entertainmentが開発を手がける。


舞台となるAven Primeは、地球から数光年離れたガス惑星を周る衛星。砂漠やツンドラ、ジャングルなどさまざまなバイオームが広がっている。人間が住むには厳しい環境で、ときに非常に敵対的だ。昼間の時間が非常に長く、1日の間に各季節が訪れる。夜は実質的に冬の季節に相当し、惑星は凍り付く。農作物は育たず、ソーラーパネルの生み出す電力も大幅に減少する。雷雨や砂嵐、地熱孔から噴出する有毒ガスなどの自然災害にも対策する必要がある。

さらに惑星には巨大なサンドワームなど原住生物の脅威も存在する。「The Creep」とよばれる感染症は建築物にとりつき、触手で覆い尽くしてしまう。建物も人間と同様に感染症対策が必要なようだ。ほかにも反政府勢力や惑星の遺跡に眠っていたロボットなど、対処するべき問題は数多い。


プレイヤーは新監督として、こうした環境下で入植者を導かなければならない。本作には、コロニーの作物、市民、幸福度、犯罪、空気、電力供給、就労、資源、通勤、構造物、ドローン、水の管理といった多くのパラメーターが存在している。これらを管理するわけだ。もしも作物が足りない場合は、食料の消費を抑える社会政策を採用するなど対策が必要になるだろう。士気が低くなりすぎると、定期的に実施される国民選挙で追放されてゲームオーバーになってしまう。

コロニー運営の要となるのはドローンだ。建築ドローン、警察ドローン、スクラバードローンの3種類が用意されている。建築ドローンは各施設をアップグレードし、コロニーを拡大する。警察ドローンは犯罪を抑止して治安を維持してくれる。スクラバードローンは建物に感染する「The Creep」を除去する機能を持っている。各ドローンに対応するドローンハブを建設して、コロニー運営を円滑に進めよう。

『Aven Colony』はEpic Gamesストアにて無料配布中。配布期間は、11月12日午前1時まで。次週の無料配布枠としては、『Rogue Company』シーズン4のEpicパックが予定されている。