宇宙ステーション人狼ゲーム『DUBIUM』発表。ガジェットを駆使しながら、修理任務とその妨害を繰り広げる

MUMO Studioは11月2日、『DUBIUM』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年配信予定。本作はソーシャルディダクションゲーム、いわゆる人狼を楽しめるオンラインマルチプレイゲームだ。

デベロッパーのMUMO Studioは11月2日、『DUBIUM』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年配信予定。本作はソーシャルディダクションゲーム、いわゆる人狼を楽しめるオンラインマルチプレイゲームだ。

『DUBIUM』は、5人でのプレイに対応するSFオンラインマルチプレイゲーム。宇宙空間に浮かぶ宇宙ステーションが舞台になるようだ。各プレイヤーのうち、4人がFrontierに、1人がTraitorの役割を与えられ、Frontierは協力してソーラーパネルの修理作業にあたる。脱出ポッドに電力を供給するためだ。一方のTraitorは、Frontierに紛れた裏切り者。Frontierのふりをしながら、修理作業の妨害をおこなう。どちらのサイドも、最終的に宇宙ステーションから脱出することが目標となる。

ゲームプレイの流れについての詳細はまだ明かされていないものの、多様なプレイスタイル・戦略が可能な作りになっており、宇宙ステーションから脱出するその瞬間まで、気の抜けないゲームプレイになるという。各プレイヤーのキャラクターはガジェットを装備。ガジェットの組み合わせによって、プレイスタイルを表現できるそうだ。また、ゲームプレイを通じて得られる報酬にて、ガジェットはアップグレード可能とのこと。

公開されたトレイラーでは、銃で戦ったり、自らに注射を打ってパワーを強化したり、マスクのHUDに何らかの情報を映し出したりする様子がみられる。こうした要素も、ガジェットによるものかもしれない。また、ポップなキャラクター表現とは裏腹に、ダークな世界観をもつ作品であることもうかがえる。


各プレイヤーは、あらかじめセリフが設定されたボイスメッセージや、キャラクターの表情によってコミュニケーションできる。プレイヤーが使う言語に依存しない仕組みである。誰も信用できないなか、そうした機能を使って協力して修理作業をおこなうことはもちろん、本当の仲間は誰なのか、あるいは裏切り者は誰なのかを探り合うことにもなるのだろう。また、本作にはTwitchとの連携機能も用意され、視聴者が配信者に対して、とるべきアクションや決断について提案することが可能だという。

『DUBIUM』は、PC(Steam)向けに2022年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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