メトロイドヴァニアアクション『Moadra』発表。未知なる惑星で進化と激戦を繰り広げる

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デベロッパーのGloomsoftは10月29日、横スクロールアクション『Moadra』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年に発売予定だ。 
 

 
『Moadra』は未知の惑星を調査する探索型横スクロールアクションゲームだ。舞台となるのは、失われた文明の痕跡が残る惑星Protea VI。惑星間種族であるNeeraはこの星に調査隊を派遣し、先祖の遺産を発見しようとしていた。しかし、あるときを境に調査隊との連絡は途絶えてしまう。主人公の戦士Moadraは、惑星で何が起こったのかを調査すべくProtea VIへと派遣される。しかし部隊とはぐれてしまったMoadraは、Protea VIの奥地へと踏み入れ、その秘密に迫ることとなるのだ。 

Protea VIは広大で入り組んだマップとなっており、荒涼とした地表や凍える山頂など、さまざまな環境が存在している。こうしたなか、侵食された研究施設や墜落した宇宙船、かつて栄えた文明の遺跡などが存在し、祖先の謎が残されているようだ。Moadraは多彩なアクションが可能。地面の割れ目や酸だまりをジャンプで飛び越えたり、敵の攻撃をロールやドッジでかわしたりと、ハイスピードで軽やかな身のこなしを得意とする。狭いトンネルを通り抜けることも可能だ。また池に飛び込んで水中を探索できるほか、ウォールジャンプを駆使して高所に到達することも可能。こうしたアクロバットを活用しながら、Protea VIの厳しい地形を乗り越えていくのだ。 
 

 
Protea VIにはさまざまな危険が存在する。Moadraが直面する敵対生物の数々もその一つだ。武器やスペシャルアビリティを用いることで、敵に立ち向かおう。マップの奥には巨大なボスも存在。複数フェーズからなるバトルを乗り越え、さらに惑星の奥地へと進むのだ。こうした戦闘を乗り越えるうえで大きな助けとなるのが、自由度の高い成長システム。Moadraは敵対生物などを取り込むことで、Protoplasmと呼ばれるエネルギーの塊を吸収することが可能。これを消費することで、能力や武器を新たなレベルへ進化させることができるのだ。自身のプレイスタイルにあわせて、Moadraを成長させることができるのだろう。 

なおMoadraは探索において、随行するスキャナーボットを使用することが可能。X線ビジョンを用いて周囲の生命体を探ったり、環境を精査したりすることができる。肉眼では見えない、隠された通路や秘密のエリアを暴くことができるのだ。こうした探索要素も、本作における大きな要素の一つになると思われる。Protea VIを隅々まで調査し、2万年前に絶滅したという祖先の謎を解き明かそう。 

本作の開発を手がけるGloomsoftは、フィンランドに拠点をおくインディースタジオ。2020年に設立し、3名のベテラン開発者からなるチームで運営されている。処女作となる『Moadra』については、Epic Gamesによる資金提供Epic MegaGrantsを受けて制作しているとのこと。システムと世界観ともに、『メトロイド』シリーズからの影響を強く感じさせるだろう。 
 

 
『Moadra』はPC(Steam)向けに、2023年発売予定だ。 

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