『Apex Legends』新シーズン「エスケープ」先行プレイレポ。アッシュVSレイスの優劣比較やワットソン待望の強化、EVA-8弱体化も

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現地時間で来月11月2日、ついに新シーズン「エスケープ」が開幕される『Apex Legends』。同シーズンでは、新レジェンドのアッシュや新武器C.A.R.SMG、そしてシーズン7以来となる新マップのストームポイントが実装。新たな舞台での戦いに期待が高まる中、このたびElectronic Artsから新シーズンの先行プレイ体験の機会を頂いた。そこで本稿では、数時間にわたるデモプレイを経て得た情報を交えつつ、先行プレイのレポートをお届けしていく。 
 

 
まずは新レジェンドのアッシュについて触れていこう。アッシュの戦闘タイプはオフェンス型。パッシブアビリティとして「死の烙印」をもち、自身のマップにデスボックスの位置を表示&生存中のアタッカー(デスボックスの持ち主を倒したプレイヤー)をマークできる。戦術アビリティには、敵を拘束可能なスネア(括り罠)を設置する「アークスネア」、そしてアルティメットアビリティには、一方通行のポータルを開く「フェーズティア」を備えている。 

上記の能力を見て分かるとおり、アッシュのアビリティは全体的に、前線を張りたいプレイヤーに向いている。実際にアッシュを使用すれば実感できると思うが、接敵から戦闘に持ち込むまでのスピードが全レジェンドの中でもっとも早いと感じられた。これは、パッシブアビリティで敵の位置が分かるうえ、アルティメットアビリティのポータルで離れた位置に瞬間移動できるためだ。上手く扱えれば、孤立した敵に一瞬で詰め寄ってダウンさせるといったプレイもできる。 
 

 
戦術アビリティのアークスネアは、回転するスネアを投げ、着地面に円状の磁場を展開し、範囲内に入った敵を拘束する能力。拘束された敵は、後ろから縄で引っ張られるようなかたちで動作がスローになる。さらに、拘束した敵には20ダメージ与えることができる。スネアは床に設置できるほか、敵に直接当てることも可能。一方、スネアによる拘束は前に進み続けることで振りほどけるため、敵を足止めできる時間はそう長くない。クールダウンタイムは24秒。 

フェーズティアでのポータルについては、筆者が確認したところ、最長で75mほど先まで開通することができた(壁や床は貫通不可)。これはレイスのポータルにおける移動可能な距離とほぼ同じである。開かれたポータルには自身はもちろん、ほかのプレイヤーも入ることが可能。さらに下から上にもつなぐことができるため、高所に一瞬で陣取ることもできる。この点はレイスのポータルにはない特徴であり、アッシュの大きな強みでもある。なお、アルティメットが発動可能になるまでの時間は、計測したところ約2分であった。 
 

 
一方で、ポータル間を往復できない、ポータルの残存時間が15秒ほど(レイスのポータルは1分)と、レイスのポータルと比べると劣る部分もある。特に往復できない点には注意が必要。HPが削られるなどピンチになっても元の位置に戻れないため、レイス以上にポータルでの移動先は慎重に選ぶ必要があると感じた。アッシュとレイスは同じポータルという能力を備えているものの、両者の性質はまったく異なっており、緊急時に離脱不可のアッシュの方が、より純粋な撃ち合い力を試される印象だ。決してレイスの上位互換ではない。 

次に、新マップであるストームポイントについて触れていこう。同マップは『Apex Legends』史上もっとも広大なマップとなっており、その広さはワールズエッジよりも15%ほど大きい。比較的人工物の多かった従来のマップとは異なり、緑豊かで自然溢れる景色が特徴的だ。全部で17のランドマークが存在し、そのほとんどが山岳やジャングル、海に囲まれている。また、新ギミックのグラビティキャノンや、モンスター(プラウラー/クモ)の巣なども配置されている。 
 

 
先行プレイでは時間の都合上、マップの隅々まで味わうことはできなかったが、それでもストームポイントの魅力は十分に感じ取れた。そのひとつが、鮮やかな景色だ。森林の上空にそびえ立つ建物、海辺に打ち捨てられた飛行船の残骸、サンゴ礁に囲まれた洞窟など、すべてのロケーションが観光地のようになっており、思わずスクリーンショットを撮りたくなってしまう。ただ残念ながら、オリンパスにあった観光モードは今回実装されないようだ。 

ストームポイント全体の地形については、マップ南部は海に囲まれたロケーション、北部は山に囲まれたロケーションが主となる。北にいくほど岩山が多くなり、周り道が必要な場面も増えていった印象だ。ジャンプタワーも1か所のみとなっているため、慣れないうちは移動に苦労するかもしれない。裏を返せば、複数のパーティーが1か所に集まるといったことも起こりにくく、漁夫の利はほかのマップと比べて、発生しづらい印象を受けた。 
 

 
一方、高低差の激しい場所や、建物間が離れているロケーションが多いためか、射線管理は難しめ。これはプレイヤー側の慣れの問題もあるかもしれないが、ほかのマップ以上にロケーションの構造を理解しておく必要があると感じた。そのほか、モンスターの存在については、倒すとアイテムを落とすため、装備に困った時の救済措置として活用できる。巣の場所はマップ上に表示されており、避けて通ることも可能。またクモに関しては、卵を割らない限り出現しない仕様だ。プレイヤーを邪魔しない程度のスパイスとして効いている。 

新武器C.A.R.SMGにも触れておきたい。同武器はライトアモとヘビーアモ、2種の弾薬を併用できる。弾薬による性能の違いはなく、ライト/ヘビーともに胴体13、ヘッドショットで20ダメージ。初期装填数は20発となっている。R-99よりも1発あたりのダメージが高く、なおかつ連射速度が速いため、DPS(1秒間に与えられるダメージ量)に優れる。一方、リコイルが激しく、SMG武器の中では、もっともリコイル制御が難しい印象を受けた。 
 

 
以上のほか、先行プレイでは、新シーズンにて実施されるレジェンドや武器の調整内容についても一部確認することができた。中でも大きな調整は、ワットソンの強化だろう。電気フェンスのクールダウンタイムが半分(30秒から15秒)になり、設置範囲が50%増加する。さらに、フェンス設置時のモーションにて発生していたスロー効果がなくなり、素早くフェンスを置くことが可能に。この強化により、ワットソンの使い勝手が大幅にアップしそうだ。 

武器については、EVA-8とLスターが弱体化される。EVA-8は、発射レートがシーズン8以前の状態に戻る。つまり、連射速度が下げられるわけだ。また先行プレイの射撃演習場では、全弾ヘッドショット時のダメージが99から79に減っていることも確認できた。Lスターについては、バレルスタビライザー装着時の安定性が減少し、胴体へのダメージが18から17、頭へのダメージが32から30に引き下げ。9月以降、2度連続の弱体化となる。 
 

 
新シーズンでは、ケアパッケージ武器の入れ替えもおこなわれ、新たにG7スカウトがケアパッケージ武器の仲間入りに。そして、トリプルテイクが通常武器となる。G7スカウトはケアパッケージ武器化に際し、ダブルタップトリガーが装着。1発あたりの威力も引き上げられ、胴体ダメージは34から36に、ヘッドショットダメージは60から63に強化される。 

ケアパッケージ武器から外されるトリプルテイクについては、エネルギー武器として戻ってくる。ダメージについては、先行プレイで確認したところ、全弾ヒットで胴体69、ヘッドショット138と、ケアパッケージ武器時から据え置きであった。初期装弾数は6発。ただし、断言はできないが、チョークのスピードや弾速などが調整されている可能性はありそうだ。 
 

 
武器関連のアップデートとしてはほかにも、新たなホップアップアイテム「デュアルシェル」が追加される。これはマスティフと30-30リピーターに装着可能で、1回リロードを挟むごとに2つの弾を込められるアタッチメント。つまり、装弾数6発のマスティフ(あるいは拡張マガジンなしの30-30リピーター)であれば、3回のリロードモーションで装弾数がマックスになる。デュアルシェルがあれば、弾切れを起こした場合にも、すぐ継戦できるだろう。 

以上が新シーズン「エスケープ」の先行プレイ体験のレポートとなる。ほかにも、細かな変更点としては、射撃演習場のダミーの体力が増加している(赤アーマー相当)ことも確認できた。一方、先行プレイ体験の時間は限られていたため、筆者は新シーズンのアップデート内容をすべて確認できたわけではない。本稿で紹介したもの以外にも、多数の変更や調整がなされていることだろう。より詳細な内容は、今後公開されるパッチノートを確認したいところだ。
 

 
『Apex Legends』新シーズン「エスケープ」は、現地時間で11月2日開幕予定だ。 

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