セガは10月28日、サバイバルシミュレーション『サバイビング・ジ・アフターマス -滅亡惑星-』を2022年1月27日に、日本・アジア地域にて発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switchで、価格はパッケージ版・デジタル版とも税込6578円。なお本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)版が先行して早期アクセス配信開始されているほか、Paradox InteractiveのパブリッシングでXbox One版がGame Previewとして配信されている。
『サバイビング・ジ・アフターマス -滅亡惑星-』は、人類が滅亡の危機に瀕した世界が舞台のサバイバルシミュレーションゲームだ。プレイヤーは壊滅した世界で生存者をかくまうコロニーを建設し、人類存続のため手を尽くすこととなる。60種類以上の施設を建設し、資源調達から農業、探索、安全対策まであらゆる方策を打って生存を目指すのだ。隕石やフォールアウトなどの回避不能な脅威をしのぐため、より強固な住居を作り、周囲を探索しながら、新技術の研究を進めていこう。本作における世界は自動生成され、6つの環境が用意されている。資源や野生生物がひしめくほか、なかにはライバルとなる別の人類の社会も存在。それぞれの環境には異なる特色があり、コロニーの存続に影響してくる。
コロニー運営の鍵となるのが、さまざまなスキルや目的をもつ80人以上のスペシャリストだ。彼ら・彼女らを雇用することで、コロニーの資源や生産を管理。スペシャリストたちをゲートの外に送り出して、科学的ミッションや収集活動、ほかの部族との戦いに従事させ、サバイバルを有利に進めるのだ。さらに、無限に広がる「テックツリー」を利用することも重要。テックツリーもプレイスタイルの設定内容によって変化するため、繰り返しゲームを楽しむことが可能だ。コロニー防衛にあたっては、ゲートを補強し、凶暴な動物や危険なほかの部族からの襲撃に備える必要がある。ひとたびゲートが破られてしまえば、なだれを打って敵が押し寄せ、コロニーは跡形もなく破壊されてしまう。スペシャリストたちの指揮を執って、侵略者を撃退するのだ。
文明崩壊後の世界では、ときに道徳的な判断を求められることもある。プレイヤーが下した判断によっては、コロニーの存続に悪影響をもたらすことも。外の社会に対する「評判」は貿易力に影響するばかりか、他社会の統率者たちとの関係性をも左右する。入植者たちはそれぞれ独自の判断基準をもっており、プレイヤーの判断にさまざまな反応を示す。こうしたキャラクターたちに応じて、プレイヤーは臨機応変に対応することが求められるのだ。
本作は2019年にPC版がEpic Gamesストアにて早期アクセス配信開始、Xbox One版がGame Previewとして配信開始。追って2020年にはSteamにて早期アクセス配信開始されている。本稿執筆時点で1200件以上のSteamストアレビューを集めており、好評率は67%でステータスは「賛否両論」。ポストアポカリプスの世界観などは好評を博しているものの、早期アクセス配信開始時に見られた一部の操作性の悪さやバグなどが評価を分けたようだ。開発元は現在に至るまでアップデートを続けており、不具合は解消されていっている模様。国内でリリースされるコンソール版は、最適化された状態でリリースされることだろう。
『サバイビング・ジ・アフターマス -滅亡惑星-』は2022年1月27日に、PlayStation 4/Nintendo Switch版が国内にて発売予定。パッケージ版・デジタル版とも税込6578円で販売される。なお本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)版が早期アクセス配信中、Xbox One版がGame Previewとして販売中。来月11月16日には正式リリースを迎える予定だ。