人狼サバイバル『Killer in the cabin』発表、11月11日早期アクセス配信開始へ。山小屋に残された生存者たちと殺人者のだまし合いバトル

 

デベロッパーのGames People Playは10月26日、サバイバル人狼ゲーム『Killer in the cabin』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、現地時間2021年11月11日に早期アクセス配信開始予定。 
 

 
『Killer in the cabin』は、山奥の小屋で生存を目指すマルチプレイのサバイバルゲーム。プレイヤーたちは、ノルウェーの山奥でバス事故に遭った生存者だ。助けが来るまでには数日を要するため、レスキュー到着までプレイヤーたちは命をつながなくてはならない。協力してシェルターを探し、食料と水を確保するのだ。ただし生存者のなかには、1人だけ殺人者が紛れ込んでいる。殺人者は生存者全員の殺害を目指す一方、生存者は殺人者を突き止め処刑しなくてはならない。 

プレイヤーは最大8人まで、1ゲームは15分間となっている。生存者の目標は、可能な限り多くのプレイヤーが救助の到着まで生き延びること。辺り一帯を探索し、資源を確保してほかのプレイヤーと共有しよう。食料を確保するには釣り竿を見つけて釣りをするほか、狼を狩って肉を手に入れることも可能。ナイフや斧、ライフル、ときには拳を駆使してダメージを与えるのだ。また小屋を暖かく保つために、薪を割って暖炉にくべる必要もある。料理をしてみんなに食べ物を振る舞おう。ときには睡眠をとってスタミナを温存することも必要だ。プレイヤーそれぞれがタスクを効率的にこなすためにはコミュニケーションが不可欠。連携をとって生存のためのタスクを処理しつつ、殺人者を暴き出そう。 

殺人者として疑わしいプレイヤーがいた場合は、いつでも投票を開始することが可能。過半数の票を得た場合、対象のプレイヤーは即時死亡することとなる。ただし本作では、投票が終了した時点で対象プレイヤーが本当に殺人者だったかどうかは分からない。殺人者の正体が明らかになるのはあくまでセッション終了時であり、生存者たちは敵が排除されたかどうか分からないままゲームを進めなくてはならないのだ。 
 

 
殺人者としては、さまざまな手段で生存者の殺害を試みることが可能。食料に毒を盛ったり、眠っているプレイヤーを襲撃したり、生存に必要な作業を妨害したり、数多くのステルス手段で生存者を始末していこう。また殺人者の立ち回りとしては、積極的に発言し周囲のプレイヤーを扇動することも重要だ。うまく生存者たちの疑念を別のプレイヤーに向け、生存者同士での潰し合いを誘発させることも重要となる。ちなみに本作では、殺人者に襲撃されているプレイヤーや睡眠中のプレイヤーのボイスチャットは自動的にオフになる。死亡したプレイヤーは「墓場チャット」に送られ、生存者を見守ることになるそうだ。 

本作では経験値を獲得することで、コスメティックアイテムをアンロックすることが可能。またスキルスコアを稼ぐことでゲームの腕前を示すことができる。ほか、カルマスコアなるものも存在し、品行方正なプレイを続けていると蓄積されるようだ。カルマスコアが高いと殺人者になるチャンスが増大するのに対し、カルマスコアの低下が著しいとゲームに参加することができなくなるという。 

早期アクセス配信期間は現時点で6か月の予定。正式リリースまでには生存タスクや殺害手段が増えるほか、知らない人との円滑なセッションを促進するモデレーションメカニクスも実装される。メタゲームコンテンツや機能も盛り込まれ、新規・既存プレイヤーに配慮しながらサバイバルと戦闘のバランスを調整していくとのこと。 
 

 
『Killer in the cabin』は現地時間2021年11月11日にSteamにて早期アクセス配信予定だ。