目の錯覚を利用したパズルゲーム『Superliminal』11月5日にマルチプレイモード実装へ。視覚トリックを駆使して出口を目指せ

デベロッパーのPillow Castleは10月28日、現在配信中のパズルゲーム『Superliminal』向けの無料アップデートを、11月5日に配信すると発表した。なんと『Superliminal』にマルチプレイを導入するアップデートになるという。

デベロッパーのPillow Castleは10月28日、現在配信中のパズルゲーム『Superliminal』向けの無料アップデートを、11月5日に配信すると発表した。なんと本作にマルチプレイを導入するアップデートになるという。

本作は、不思議な夢の世界を舞台にした一人称視点のパズルゲームだ。強制遠近法と錯視を用いたパズル要素が特徴で、プレイヤーはステージ内にあるオブジェクトを利用して、夢の世界から抜け出すことを目指す。たとえば小さな箱を持ち上げた場合、自分の近くにあれば大きく、遠くにあれば小さく見えるだろう。本作では、その見えたままの大きさにオブジェクトを大きくも小さくもできるのだ。ほかにも、目の錯覚によって立体として見えた絵が実体化するなどのトリックも用意され、こうした奇妙な仕掛けを駆使してステージを進んでいく。
 

 
今回発表されたマルチプレイモードは「Group Therapy」と名付けられており、最大12人でのプレイに対応。各プレイヤーはステージにて一斉に出口を探し、最初に脱出できたプレイヤーが勝利という、一種のバトルロイヤルモードとなる模様だ。ステージは自動生成され、8兆7432億9895万4000通り以上のレイアウトが存在するとのこと。プレイヤーキャラクターは、メガネをかけたチェスの駒で表現され、見た目のカスタマイズにも対応する。

今回公開されたトレイラーでは、オブジェクトの大きさを変えるおなじみのゲームプレイが実装されており、ほかのプレイヤーによるオブジェクトの扱いも表現できていることがうかがえる。壁にオブジェクトのテクスチャが不自然に映り込む場面も見られるが、これはほかのプレイヤーのオブジェクト操作を、別の視点から見た結果かもしれない。このほか、消火器の噴射で飛行したり、さまざまなアイテムを獲得していくようなシーンもみられる。
 

 
『Superliminal』のマルチプレイモード「Group Therapy」は、11月5日に配信予定。なお、本作は各コンソール向けにもリリースされているが、このマルチプレイモードはSteam版のみに配信されるようだ。実験的なモードであるとの記述もあるため、まずはSteam版にてテストをおこなうということかもしれない。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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