『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』全世界出荷100万本突破。世界で受け入れられた「鬼滅の刃」が好発進

 

アニプレックスおよびセガは10月27日、『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』の全世界累計出荷本数が100万本を突破したと発表した。国内外で販売好調が伝えられていたが、発売から2週間ほどでのマイルストーン到達が発表された。

『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』は、大人気漫画/アニメ「鬼滅の刃」をゲーム化する作品。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。国内ではアニプレックスが販売を担当し、アジアおよび欧米は流通網に強みをもつセガが販売を手がけている。開発については、数々のジャンプIPゲームを手がけてきたサイバーコネクトツーが担当する。ジャンルは「鬼殺対戦アクション」。開発にはUnreal Engine 4が使用されている。


ゲームモードとしては、ソロプレイモードとバーサスモードを収録。ソロプレイモードであるヒノカミ血風譚では、アニメ「鬼滅の刃」で描かれた竈門炭治郎の軌跡を、プレイヤー自らの手によって追体験できる。物語としてはTVアニメ「竈門炭治郎 立志編」から劇場版「無限列車編」までのエピソードを収録。鬼たちとの闘いを、迫力あるグラフィックで表現している。バーサスモードでは、好きなキャラクターを2人組み合わせて対戦が楽しめる。あくまでアニメベースなのでキャラ数は限られているものの、アップデートでは累や猗窩座といったキャラが追加される。

アジア向けコンソール版は10月14日、欧米向けコンソール版は10月15日、Steam版は10月16日に発売された同作。パッケージ版を主に対象とする、10月17日付けのファミ通のゲームソフト販売本数ランキングでは、PS4版が9万4849本販売されていることが報告。そのほか、イギリスのパッケージ版の売上を伝える10月16日付けのGfKチャートでは、11位にランクインと健闘。Steamのユーザーレビューは3000件以上寄せられており、レビューステータスは「非常に好評」。そのうちの日本人レビューは1%前後となっており、日本国外のユーザーに受け入れられていることがわかる。


アニメ「鬼滅の刃」劇場版の無限列車編は日本国内で大ヒットしただけでなく、北米でも大きな反響があったと報じられている(Yahooニュース)。そうしたグローバルな人気が、ゲームの売上にもつながっているのかもしれない。『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』は、 PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ PC(Steam)向けに発売中だ。
【UPDATE 2021/10/27 22:20】
対応プラットフォームについて追記



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