『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』11月11日から配信へ。ビジュアルをアップグレードし、『GTA V』スタイルの操作性を導入

Rockstar Gamesは10月22日、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』を、11月11日から配信すると発表した。ビジュアルをアップグレードし、『GTA V』スタイルの操作性を導入。

Rockstar Gamesは10月22日、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』を、11月11日に配信すると発表した(国内ストアの表記によると、Xbox/Nintendo Switch版は11月12日配信)。対応プラットフォームはPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo SwitchおよびPC(Rockstar Games Launcher)で、価格は7700円。またニンテンドーeショップによると、収録各タイトルの単品配信もおこなわれ、各5000円となるようだ。
【UPDATE 2021/10/25 13:30】
収録各タイトルについて、ニンテンドーeショップから価格表記が削除された。どうやら個別配信はおこなわれないようだ。

『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は、『グランド・セフト・オートIII』『グランド・セフト・オート:バイスシティ』『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』という、オープンワールド・アクションゲーム3部作のリマスター版をセットにした作品だ。開発は、『GTA』シリーズのモバイル版などを手がけたGrove Street Gamesが担当している。

本作では、キャラクターや武器、車両などに高解像度テクスチャを採用し、ライティングやシャドウ、リフレクションなどを刷新。さらに水や天候のエフェクト、樹木のディテール、描画距離も向上させるなど、全体的にビジュアルをアップグレードしている。PS5/Xbox Series Xでは4Kかつ最大60fpsで動作し、PC版ではNVIDIA DLSSをサポートするとのこと。


コントローラーレイアウトについては『GTA V』のスタイルを踏襲し、ガンプレイや照準操作が向上しているという。また武器やラジオ局の選択、ミニマップのナビゲーションも刷新。ミッションに失敗した際には、すぐに再開できる仕様に変更しているそうだ。このほか、Nintendo Switch版ではタッチ操作によるズームやメニュー操作に対応。ジャイロ操作でのエイムもサポートする。

グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo SwitchおよびPC(Rockstar Games Launcher)向けに、11月11日配信予定だ(Xbox/Nintendo Switch版は11月12日配信)。各ストアでは、すでに予約受付が開始している。

なお、11月11日には本作収録の『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』が、単体でXbox Game Pass向けに配信予定。翌月12月7日には、『グランド・セフト・オートIII』がPS Nowに提供されるという。さらに、12月7日には各コンソール向けのパッケージ版も発売予定とのこと。ただし、これらの日本向けの情報は現時点では不明である。

【UPDATE 2021/10/25 17:30】
Rockstar Gamesは10月25日、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』のNintendo Switch/PS4向けパッケージ版を、12月7日に発売すると国内向けに発表した。価格は未定。ダウンロード版については既報のとおりである。また、11月11日には『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス:決定版』をXbox Game Pass向けに、12月7日には『グランド・セフト・オートIII:決定版』をPS Now向けに、日本でも配信することも明らかにしている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6892