Digital Bros GroupのパブリッシャーレーベルHOOK10月22日、FPSアクションゲーム『KINGDOM of the DEAD(キングダム・オブ・ザ・デッド)』を2022年1月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。現時点でSteamストアページに日本語対応表記はないものの、メディア向けプレスリリースによれば発売と同時に対応予定だという。
『キングダム・オブ・ザ・デッド』はエッチングのような白黒のビジュアルで展開するFPSアクションゲームだ。舞台となるのは1867年アメリカ、メイン州ポートシティ。教授から陸軍大将に転身したエージェント・チェンバレンは、政府の秘密計画GATEKEEPERに身を投じていた。最大の目的は、増え続ける死者の軍隊と、それを率いる存在デスを倒すことである。 地上の大戦後に強大化したデスの軍隊の侵攻を防ぐには、地獄からの入り口である死の門を探し出し、永久に封じなければならない。エージェント・チェンバレンは相棒として、言葉をしゃべる不思議な剣を携え、門の封印に挑む。
本作は現在、Steamにてデモ版を配信中だ。システムとしては難易度ごとに異なる目標が設定されており、通常難易度なら「門の発見の破壊」が目標。上の難易度ではそれに加えてNPCの救出任務も加わるうえ、登場するアンデッドも耐久度が高くなる。初期の武器としては喋る剣とピストルを装備。主人公はとくに回避手段をもっておらず、接近戦では被弾を免れないため、基本的にはピストルで敵を処理していきたいところだ。弾数は限られているため、慎重にエイムを定めていきたいところだ。家屋内部の木箱などを破壊して弾を回収するのも忘れずに。このほか探索を進めていくと、TNT爆弾やショットガンなども入手できる。本作に登場する武器は全8種類だ。
ゴシックなビジュアルが本作の魅力である一方、時と場合によっては視認性が悪くなることも。もっとも基本の敵である黒ずくめの人型アンデッドや、空から飛来する鳥型アンデッドなどは、背景の陰や夜空に紛れやすい。とくに、遠くから射撃してくるタイプの死者が陰の中にいると、ほとんど狙いを定められないため厳しい戦いを強いられる。このあたりのビジュアル上の問題は製品版発売までに改善されることを期待したい。このほか、遠くから魔法弾を撃ってくる魔道士タイプや、巨人のような体格のアンデッドも出現。敵が群れているときはTNT爆弾で処理するなど、シチュエーションごとの武器の使い分けを心がけたい。
なお本作では、敵の出現位置やスポーンタイミングが固定されている。FPSが苦手なプレイヤーでも、ある程度敵の配置を記憶すれば攻略は可能だろう。また死亡時には前の周の持ち物が持ち越されるため、周回するにつれ自然と弾数には余裕が出てくるはずだ。ただしボス戦であまり無駄撃ちしていると、弾切れの状態でリスポーンするため詰みやすいデメリットもある。
『キングダム・オブ・ザ・デッド』は、SteamにてPC向けに2022年1月26日発売予定だ。