カプコンは10月14日、『モンスターハンターライズ』のPC(Steam)版の体験版を配信開始した。基本操作を学んだり、実践的な狩に挑めたりといった計5つのクエストを、無料で試すことができる。必要ストレージ容量は約10GBとのこと。
『モンスターハンターライズ』は、今年3月にNintendo Switch版が発売。本作の世界では、50年ぶりの災禍「百竜夜行」が間近に迫っており、プレイヤーはハンターとして成長しながら、その災禍に打ち克つことを目指す。新要素として、空中を飛び回るように移動したり、武器ごとの専用技を繰り出したりできる翔蟲(かけりむし)によるアクションや、モンスターを操れる操竜、攻撃的なサポートのほか背中に乗って移動もできるオトモガルクなどを用意。また、シリーズおなじみのモンスターに加え、独自の生態をもつ未知のモンスターも登場する。
今回配信されたPC(Steam)向け体験版には、まずチュートリアルとして「基礎訓練クエスト」と「操竜訓練クエスト」を用意。オトモガルクでの移動や翔蟲を使ったアクション、操竜の操作方法を学ぶことができる。基本をマスターしたら、初めての狩りに最適な「オサイズチ討伐」に挑戦してみよう。
そして腕に自信のあるハンター向けには、「タマミツネ討伐」と「マガイマガド討伐」が用意されている。「マガイマガド討伐」は、体験版用に調整された高難度クエストとなっている。なお、チュートリアル以外の討伐クエストは、最大4人でのオンラインマルチプレイも可能。各クエストの出発回数制限はない。
PC版ならではの要素も試すことができる。本作は4K解像度に対応し、ウルトラワイドディスプレイにも対応。各種グラフィック設定を詰めることももちろん可能だ。また、ゲームパッドだけでなくマウス&キーボード操作にも対応し、キーボード用ショートカットの設定などをカスタマイズできる機能も用意される。ボイスチャット機能が備わっていることも特徴だといえる。
体験版においては、自身のPCでの動作を確認することも大事だろう。本作の製品版の最低・推奨動作環境は以下のとおりだ。
□最低環境
OS:Windows 10(64-BIT)
プロセッサー:Intel Core i3-4130/Core i5-3470/AMD FX-6100
メモリ:8GB RAM
グラフィック:NVIDIA GeForce GT1030(DDR4)/AMD Radeon RX550
ストレージ:23GB 利用可能
DirectX:Version 12
備考:グラフィック「低」設定で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能。
□推奨環境
OS:Windows 10(64-BIT)
プロセッサー:Intel Core i5-4460/AMD FX-8300
メモリ:8GB RAM
グラフィック:NVIDIA GeForce GTX1060(VRAM 3GB)/AMD Radeon RX570(VRAM 4GB)
ストレージ:23GB 利用可能
DirectX:Version 12
備考:グラフィック「中」設定で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能。
このほか、ノートPCにおいては、インテル Evoプラットフォーム(インテル Iris Xe グラフィックスに標準対応)準拠の機種にて、安定動作することを目標に現在開発中とのことである。
体験版をプレイすると、狩猟に役立つアイテムがセットになった、「【体験版プレイ特典】アイテムパック」がプレゼントされ、製品版にて使用可能となる。なお、体験版から製品版へのセーブデータの引継ぎには対応しない。
このほか、体験版配信を記念したTwitterプレゼントキャンペーンが、10月28日13時まで実施中。抽選で、Razerのゲーミングチェア「Razer Iskur」や、『モンスターハンターライズ』オリジナルデスクマットが当たる。応募方法などの詳細は以下のキャンペーンツイートを確認してほしい。
『モンスターハンターライズ』のPC(Steam)版は、2022年1月13日に発売予定。体験版は現在配信中だ。Steamでは本作の予約受付も開始しており、通常版(5990円)のほか、さまざまなDLCを同梱するデラックスエディション(7041円)も用意。予約購入特典として、オトモの重ね着装備や序盤に役立つ護石がプレゼントされる。