オープンワールド北欧神話サバイバル『Valheim』ゲームバランスを調整するパッチ0.203.10が配信。カブのランタンで遊ぶヴァイキングの姿も
Iron Gate Studioは10月4日、『Valheim』へパッチ0.203.10を配信した。近接武器のスタミナ消費が減少し、フューリングのAIの強化された。また、新アイテムとしてカブのランタンJack-o-turnip(ジャック・オー・カブ)も追加されている。
今回のパッチ0.203.10では、いくつかの食べ物の数値が変更され、作成するコストに見合った効果へと調整された。とくにコストパフォーマンスに優れていたパンが弱体化されている。またすべての近接武器の消費スタミナが減少した。さらに夜間にスポーンした敵AIが日の出とともにいなくなるように。ほか、遠距離攻撃をパリィした際、攻撃した敵をよろめかせる効果が復活したようだ。
パッチノートは以下のとおり:
・オーブンと調理設備は壊れた際、食べ物をドロップするよう調整
・ゲームパッドの感度のセーブを修正
・どんぐりとシラカバの種子のドロップ率を上昇
・タマネギの種子のアイコンを調整
・プレイヤーの数による難易度の調整
・クリスタルの壁の快適さを削除
・アトゲイル、黒金属の斧、青銅の槍の調整
・近接武器のスタミナ消費を減少
・ナイフの耐久性向上
・食べ物の数値をクラフトのコストに応じて調整(血のプディング、イノシシのジャーキー、パン、シカのシチュー、挽き肉のソース、オオカミのジャーキー)
・夜にスポーンするモンスターが早朝にデスポーンするように
・遠距離攻撃をパリィした際、再度よろめくように(「非合理的だが楽しい」とのこと)
・フューリングのAIを調整(散開し、周回する)
・ロックスの攻撃のクールダウンを長くする
・フロストダメージのスローダウン効果を修正
・ウッドシールドによる盾のチュートリアルトリガーを修正
・26°と45°の木の芯の安定性を修正
・松明と武器のジョグアニメーションを修正
今回のアップデートは比較的小規模で、「ハース&ホーム」で大きく変わったバランスを調整するものとなっている。一方、ハロウィンシーズンに合わせ、新アイテムJack-o-turnip(ジャック・オー・カブ)も追加された。Jack-o-turnipは、カブからつくるランタン。燃料となる樹脂を入れると、目と口が発光するアイテムとなっている。さっそく『Valheim』オリジナルのランタンが拠点の装飾に利用されているようだ。
RedditではJack-o-turnipを文字通り部屋中に設置したプレイヤーが現れた。ユーザーのcovermeincheese氏は、フレンドの家に大量のJack-o-turnipを部屋の中に設置した様子を投稿している。ひとつひとつのJack-o-turnipから出る光は微弱なもの。しかし微弱な光でも大量にランタンを集めることで、目がくらむような光景となったようだ。ひたすら明るい画像だが、すべてランタンの光が原因である。また大樹にJack-o-turnipをくっつけるなど、普通に装飾を楽しむプレイヤーもいる。ハロウィンシーズンのアップデートはいろいろな方法で遊ばれているようだ。